※独居老人のイラスト/いらすとや 老人がいい味を出してる映画はいい映画が多い。 たとえば黒澤明の「生きる」 あれも志村喬だからこそ。 ブランコに揺られてゴンドラの唄を歌う名シーンは、哀愁と共により一層沁みる。 ジャッキー映画も数あれど、赤鼻した酔拳の師匠くらいいい味のじじいキャラは他になかなかない。 以下、老人がいい味出してる映画を思いつくまま幾つか。 【スポンサーリンク】 推手 「老人がいい味を出してる」と言うと真っ先に思いつくのがアン・リーの父親三部作。 ハリウッドでも「ブロークバック・マウンテン」や「ライフ・オブ・パイ」で評価されたアン・リーの初期作には、どれも共通してラン・シャン演じる父親がいい味を出していて、父親三部作と呼ばれている。 奔放な三姉妹の父親役を演じた「恋人たちの食卓」に単館系で異色のヒットとなった「ウェディング・バンケット」での全て悟ったような父親役はまさに松竹新喜