作家、西村京太郎といえば『ブルートレイン殺人事件』のヒット以来、時刻表トリックを駆使した鉄道ミステリー小説で人気がある。その西村氏の自宅兼仕事場は神奈川県の湯河原。隣接地に「西村京太郎記念館」もある。鉄道ミステリー作家だけに、館内には鉄道模型パノラマがあり、そこでは「事件」が起きているという……。 湯河原の西村京太郎記念館 一見、普通のレイアウトだが…… 4カ所の現場に5人の死体が隠されている 西村京太郎記念館は、JR東日本湯河原駅から2番のりばのバス「奥湯河原」または「不動滝」行きに乗って、「小学校前」バス停で下車、徒歩3分のところ。小川のほとり、緑が多い場所。近くを新幹線の高架線路が通っている。1階は地元の人も訪れそうな明るい喫茶店。展示室は2階にあり、観覧料は2階の展示スペースのみ必要となる。料金は大人500円、中高大学生が300円、小学生は100円。 展示室は西村氏の著書やコレクシ