エムティーアイ(MTI)<9438>は、本日(1月30日)、第1四半期(2011年10-12月期)の連結を発表し、6.0%の減収となる一報、7.4%営業増益を達成した。 同社では、フィーチャフォン向け有料サービスの会員数が35万人減の859万人となったことで売り上げがマイナスとなったものの、原価率の低い有料情報サービスが伸びたことや、広告宣伝費を抑制したことが主な要因だった。また、純利益は前年同期比でマイナスだが、子会社Jibe Mobile株式の評価損2億8800万円を特別損失に計上したため。 会員の変化については、フィーチャフォンの有料会員数は77万人減の744万人となったのに対し、スマートフォンの会員数は41万人増の115万人となった。スマートフォンの有料会員全体に占める割合は2011年9月末の8.1%から13.3%に上昇し、スマートフォンへの対応が順調に進展していることが伺えよう。