FacebookページやTwitterの公式アカウントを活用したマーケティング手法は、国内でも根付き始め、数十万人を超えるファンを集める企業も増えてきた。この集まったファンをどう顧客化、あるいは優良顧客化していくか。多くの企業が、ソーシャルメディア活用を次の段階へと進めたいと思っているのではなかろうか。 「手間をかけてFacebookページでファンと交流している、その意味を社内に示すため、ビジネスとしての結果がほしかった」 こう語るのは、アパレルブランド「GAP」の製造・販売を手がけるギャップジャパンのデジタルマーケティング&CRMブランドクリエイティブの永田龍太郎マネージャーだ。 同社のFacebookページには約14万人のファンが登録している。そのファンに、いかにして来店してもらうか。そんな問題意識を持っていた。 確かにFacebookページで対話を続ければ、ブランドに対して、より親近