自己啓発書はアルコールのように人を興奮させるだけだ。そう思った私は、人間心理について書かれた本を読み始めた。それで自分の問題が解決するんじゃないかと期待したのだった。結論から言うと、これらの読書は知的な面白さはあるが、自分の問題を解決する手助けにはならなかった。なので、書名をざっと並べるだけにしておく。 ・プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く ・影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか ・投資の行動心理学 ・人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書) ・奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 (ハヤカワ文庫NF) 『プロパガンダ』は、マスメディアが人間心理をどのように操ろうとするかについて。『影響力の武器』は、セールスのような場において、消費者の心理をいかに引っかけようとするかについて。どちらも様々な事例とともに紹介されている。 『投資の行動
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