2009年2月3日のブックマーク (1件)

  • 予備校時代の恋 - jun-jun1965の日記

    保谷七緒美さんの友達だった人は、私が大学へ入った年に最初の著書を出した林真理子に似た名前だった。予備校で見かけて、何しろ男子校を出て、三年ぶりに女子のいる世界へ出たものだから、その美貌に、口を利いたこともないのに一目惚れ、しかし授業中ふと見ると壁に彼女の名前が書いてあったりしたから、ファンは多かったようだ。 確か年末ころになって、私はそのことをぺらぺら喋り、Kという奴が当人に話しに行き、私の友人は、ひでえ、あいつ小谷野を陥れようとしている、と言っていたが、Kは私のところへ来て彼女の電話番号を渡し、連絡するにしても受験が終ってからにしてくれ、という伝言を伝えた。しかし当時の私にそんな度胸があるはずもない。彼女と親しくしていた背の高い男がいて、数日後、私が誰かと話していると、そいつとは知り合いらしいその男が来て、「おう××、お前おもしろい奴と知り合いだな」と言いながら、私のほうを見て目を合わせ

    予備校時代の恋 - jun-jun1965の日記
    haineko2003
    haineko2003 2009/02/03
    <もうあまりに私自身がバカすぎて、この当時のことは小説にもできない。> そこをなんとか。いまの若い人には、うけると思う。