ショッキングなパフォーマンスで人気のグループ・電撃ネットワークの三五十五(さんごじゅうご、本名・小林祐司)さんが3日午後11時43分、肺腺がんのため都内の病院で死去した。52歳だった。茨城県出身。三五さんは、個性派揃いのメンバーの中では控えめな存在だったが、腕っ節の強さは有名で、若かりしころ“日立の暴れん坊”の異名を取る硬派だったという。 三五さんは2013年春ごろから体調不良を訴え、同7月に肺がんで余命1週間と診断された。昨年12月には、電撃のイベントに病院から駆けつけて元気な姿を見せたが、年明けから鎮静剤の影響で幻覚を見るようになり、うわごとを口にするなど体調が悪化。面会謝絶に近い状態になったという。最期に駆けつけた親友でモノマネ芸人のダンシング谷村(53)は「闘病がうそのように静かで、眠るようないい顔だった」と語る。 三五さんとダンシングは28年前、駆け出し時代に渋谷のショーパブに同