【読売新聞】 31日午後5時55分頃、横浜市西区南幸の横浜駅西口で、「女性2人が倒れている」と通行人から110番があった。神奈川県警戸部署によると、10~20歳代とみられる女性が商業施設の屋上から転落し、下を歩いていた20~30歳代
東京医科大(東京)が医学部医学科の一般入試で女子受験生の合格者数を抑制していた問題で、同大による内部調査の詳細が判明した。今年の一般入試では、受験者側に知らせないまま、減点などで女子だけでなく3浪以上の男子の合格者数も抑える一方、5人前後の特定の受験生には加点していた。一連の得点操作は、臼井正彦前理事長(77)の指示で行われていた。 同大は週内にも調査結果を公表する見通し。文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件で、臼井前理事長を贈賄罪で起訴した東京地検特捜部も、一連の操作を把握しているとみられる。 同大医学科の今年の一般入試は、マークシート方式の1次試験(計400点満点)後、2次に進んだ受験者が小論文(100点満点)と面接を受け、1次の得点と合算して合否が決まった。
東京医科大(東京)が今年2月に行った医学部医学科の一般入試で、女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑えていたことが関係者の話でわかった。女子だけに不利な操作は、受験者側に一切の説明がないまま2011年頃から続いていた。大学の一般入試で性別を対象とした恣意(しい)的な操作が明らかになるのは極めて異例で、議論を呼びそうだ。 東京地検特捜部も、文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件の捜査の過程で、同大によるこうした操作を把握しており、同大は現在、内部調査で事実関係の確認を進めている。 同大医学科の今年の一般入試は、数学・理科・英語のマークシート方式(数学の一部を除く)で1次試験(計400点満点)を実施。2次に進んだ受験者が小論文(100点満点)と面接を受け、1次の得点と合算して合否が決まった。
岐阜県立益田清風高校(同県下呂市)の女子ハンドボール部では、体罰で退職した非常勤講師が、一般人としてなお指導を続けていたと、学校関係者が証言した。有効な手を打てなかった県教委や学校に、教育関係者からは疑問の声も上がっている。 同校の関係者によると、元コーチの男性は2014年、体罰が発覚して非常勤講師を退職した際、学校側から指導を禁止されたが、それを無視して学校外の練習場で行われる部活動に参加していたという。 体罰を目撃した別の同校関係者は「体罰はずっと当たり前のように行われてきたが、(元コーチは)実績もあり、怖くて誰も何も言えなかった」と打ち明けた。一部の教諭が男性の退職後の行動に疑問を呈することもあったというが、学校側は「(教諭や講師でなく)知らないおじさんが勝手に来ているのだから問題がない」と黙認していたという。 県教委は、男性が懲戒などの処分を受けなかった経緯について「調査中」として
女装して公衆浴場の女湯に侵入したとして、札幌西署は10日、札幌市白石区南郷通21、パート従業員の男(50)を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕した。 同署の発表と施設側の説明によると、男は10日午後9時頃、同市中央区北5西24の公衆浴場の女湯に侵入した疑い。調べに対し、「男湯は汚く、女湯の方が安らぐから」と供述しているという。 男は身長約1メートル80で太っており、当時、黒いボブカットのカツラ姿で化粧をしていた。約50分間入浴しており、居合わせた常連客が、不自然に下半身を隠していることを不審に思って施設側に連絡した。男は当初、施設側や駆けつけた署員に対し、裏声で何度も「女性です」と言っていたという。
宇都宮二荒山神社(宇都宮市馬場通り)でまつられる「ご神体」が所在不明になっていることが2日、栃木県警などへの取材で分かった。 盗まれた可能性があるが、ご神体が何か神社は把握しておらず、被害届も出ていないという。 県警によると、ご神体は 唐櫃 ( からひつ ) と呼ばれる容器に入れられて境内の末社でまつられていたが、先月2日、その末社が荒らされ、唐櫃の中身が空になっているのを同神社が発見した。同神社はお 祓 ( はら ) いに使う神具を唐櫃に入れ、末社にまつり直したという。 15日夜には境内で絵馬を物色している男がいるとの通報を受け、宇都宮中央署員が駆けつけ、宇都宮市内の無職男(43)を窃盗容疑で緊急逮捕した。 男の車内から、唐櫃と神具が見つかり、同署は今月1日、これらを盗んだ容疑で再逮捕した。男は「落ちていたから拾った」と容疑を否認している。 これまでのところ、なくなったご神体は見つかって
千葉市中央区の市立小学校で昨夏、男性教諭がプールの給水栓を閉め忘れて18日間放置し、県水道局から料金約440万円を請求された問題で、同市教委は22日、この教諭と同校の校長と教頭の計3人が全額を弁済したと発表した。 市教委は3人を厳重注意とした。 市教委保健体育課の発表では、体育主任を務める20歳代の男性教諭は昨年7月21日、同校で行われた水泳教室の後に給水栓を閉めるのを忘れた。学校職員が8月7日に水道使用量の数値の異常に気付いて閉栓するまで注水は続き、プール脇の排水口にあふれて無駄になった水は、少なくとも9200立方メートルに上った。 校長らから昨年12月に水道代全額を弁済する意思が示されたが、市教委は弁護士も交えて責任の所在や問題の経緯の調査を続けてきた。今年2月になり、校長らから改めて文書で水道代全額を支払う意思が示された。市教委は、職務に関して生じた損失を私費で穴埋めすることの是非も
県議選と横浜、川崎、相模原3政令市議選が3日、告示される。県議選は定数105に対し、前回並みの173人が立候補を予定しており、11選挙区で無投票となる公算が大きい。3政令市議選は、全選挙区で選挙戦となる見通し。投開票は、知事選、相模原市長選と同じ12日。 ◇県議選 定数は、横浜市青葉区と川崎市川崎区で各1減となり、全49選挙区に前回より4人少ない173人が出馬する見通し。11選挙区(前回は7選挙区)で無投票になれば、1991年と並んで過去最多となる。 党派別では、自民は前回を11人上回る54人を擁立し、56年ぶりの単独過半数を目指す。民主は前回より17人少ない31人の公認にとどめ、初の統一選となる維新は19人を公認。前回議席を失った共産は12人を擁立する。公明は10人、元みんなの党の議員らでつくる地域政党「神奈川みんなの改革」は5人、神奈川ネットは4人、次世代は1人を擁立する。 ◇横浜市議
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン(BTC)」の取引サイトを運営していた「マウントゴックス社」(破産手続き中)のシステムから約65万BTC(約247億円=31日現在)が消失した事件で、警視庁の解析の結果、同社が説明してきた外部からのサイバー攻撃による消失は全体の約1%の約7000BTCで、残りの約64万3000BTCはシステムの不正操作によって消失した疑いが強いことが捜査関係者への取材でわかった。 同社のシステムに精通する人物が、顧客のBTCを無断流用していた可能性があり、同庁で捜査している。 捜査関係者によると、接続記録などの解析から、約7000BTCについては、送金操作が失敗したと誤信させて再送金させる手口のサイバー攻撃の痕跡が確認されたが、残りの約99%にあたる約64万3000BTCにはサイバー攻撃の痕跡はなかった。
地域政党・減税日本所属の半田晃士愛知県議(56)(名古屋市西区選出、1期)が昨年度、海外視察を知人女性に依頼し、政務活動費から委託費73万円を支出していたことが1日わかった。 半田氏は取材に対し「女性は英語が堪能で、私が行くより効率的と判断した」としているが、報告書や女性の身元は公表しておらず、識者からは「活動費は公費。説明責任がある」との指摘が出ている。 公表された政務活動費の収支報告書によると、半田氏は昨年12月10日付で73万円を支出。説明によると、女性はもともとフランスに行く用事があり、滞在期間の3週間延長を要請。ドイツで動物の殺処分、オランダで農業、フランスで公共交通の調査を委託したとしている。往復の航空運賃は女性が負担したという。 女性に委託した理由について、半田氏は「国際交流に携わっていたため」とも説明。しかし、氏名などは「個人のプライバシー」として公表せず、宿泊費や交通費な
秋田県議会の産業観光委員会が25日開かれ、県は7月下旬から3か月間の運休が決まっている大韓航空の秋田―ソウル便について、「10月下旬の運航再開を目指していく」と説明した。 しかし、ソウル便の維持には多額の県費が投入されていることから、各会派の委員から「必要だと思う県民は少ないと思う」など再開を疑問視する声が相次いだ。 ソウル便は、4月に韓国で起きた旅客船沈没事故や円安の影響で搭乗率が30%台に低迷。改善する可能性も低いため、大韓航空が今月11日、10月下旬まで3か月間の運休を決めた。委員会で、県は「ソウル便は県の国際交流に必要不可欠」と主張、企業や旅行会社に利用の促進を働きかけ、運航再開を目指す意向を示した。 これに対し、委員からは「(赤字を抱える)秋田内陸縦貫鉄道は県民の足だが、ソウル便は違う。なくなって困る人は何人いるのか」「(県が補助を出している)修学旅行の利用に頼りすぎていたのでは
人気グループ「AKB48」の関連商品の独占販売権が与えられるとの合意を無視されたとして、ディスカウントストア大手のドン・キホーテが、グループの運営会社とパチンコメーカーに50億円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴していたことがわかった。 20日の第1回口頭弁論で、被告側は争う姿勢を示した。 訴えによると、ドン・キホーテは、AKB48の劇場として東京・秋葉原の店舗スペースを貸し与えるなど、2005年のデビュー時から物心両面で支援し、09年には運営会社との間で関連商品の独占販売権を取得することで合意したと主張。 しかし、運営会社の株主となったパチンコメーカーから12年以降、AKB48をモチーフとしたパチンコ機などを無断販売されたため、「100億円を超す損失を受けた」などとしている。
中国検索最大手「百度(バイドゥ)」製の日本語入力ソフトについて、使用するとパソコンに入力した全ての文字情報が同社のサーバーに送信されることが分かり、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)や文部科学省は、中央省庁や大学、研究機関など約140機関に使用停止を呼びかけた。 読売新聞の調査では外務省のほか、東京大など少なくとも12大学の一部パソコンで導入されていることが判明。NISCは「重要情報漏えいの可能性は否定できない」としている。 問題となっているソフトは「バイドゥIME」。2009年に公開された無料ソフトで、昨年1月のバイドゥ社日本法人の発表によると日本国内で約200万人が利用している。 今月中旬、IT企業の調査で、初期設定のまま使用すると、パソコン上で打ち込んだメールや検索の単語、文書編集ソフトで作成した文書など、全ての文字列が自動的に同社のサーバーに送信されていることが判明。各パ
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