変わらぬ強みと、執念がもたらした切符だった。 3月13日、名古屋ウィメンズマラソンが行なわれた。リオデジャネイロ五輪代表の、最後の選考レースとなった今大会には、ロンドン五輪代表の木崎良子(30歳)、野口みずき(37歳)といった実績のある選手に加え、高校時代から世界ユース、世界ジュニア選手権に出場するなど活躍し昨年の世界選手権には10000mで出場した小原怜(25歳)、一昨年の横浜国際女子マラソンで10代最高記録で3位となった岩出玲亜(21歳)ら注目選手もそろった。 午前9時10分、スタート。 十数名の集団が形成されて進んだレースは、ペースメーカーが外れた30kmから大きく動く。昨年の世界選手権で銅メダルを獲得しているユニスジェプキルイ・キルワ(バーレーン/31歳)がペースを上げて集団から抜け出す。キルワを追ったのは、田中智美(28歳)だった。離れて小原が3位につける。 その後、キル
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