2017年はAIアシスタントを搭載したスマートスピーカーが国内でも注目を浴びた。GoogleとAmazonはそれぞれのAIアシスタントをスマートフォンやスマートスピーカーに止まることなく、リビングのテレビや8〜10インチの“スマートディスプレイ”にまで広げようとしている。かたや、スマートスピーカーよりも先に商品されながら、今では一時期のブームも落ち着いたように見えるスマートウォッチの進化はこれからどうなるのだろうか。スマートホームの中で、スマートウォッチが担うべき役割も考えてみたい。 脱「スマホのコンパニオン」からセルラー通信機能対応まで 2013年から2014年にかけて、アメリカを発信地としてFitbitやJawbone、MISFIT、ガーミンなどのブランドから、手首に装着して、ペアリングしたスマホアプリでユーザーのアクティビティを記録、管理できるリストバンド型ウェアラブル端末が続々と日