秋祭りの前夜祭で餅まきをする土田友雄・野々市市議(左)。粟貴章市長も隣で餅をまいていた=2022年10月8日、石川県野々市市下林4丁目、関係者提供 石川県野々市市の男性市議が、新型コロナウイルスの療養期間中にもかかわらず、秋祭りに参加し、素手で餅をまいたとして、同市議会は、議員辞職勧告の決議案を議決した。餅まきには、市議の感染を知っていた粟(あわ)貴章市長も参加していたという。 【写真】土田友雄・野々市市議への議員辞職勧告決議=同市ホームページより 餅をまいていたのは、土田友雄市議(75)=市政議員会=で、議員辞職勧告の議決は10月21日付。 同市議会事務局によると、土田市議は10月3日の午前に検査でコロナの感染が判明。午後からの公務を欠席した。しかし、療養期間中だった同8日夜、同市下林地区で秋祭りの前夜祭に参加。壇上から素手で餅まきをしたとされる。 関係者によると、同17日の議員総会で、