「おじゃる丸」の大地丙太郎監督(左)は、「見ている間は現実を忘れて“まったり”できるから長続きしたのでは」と話す 5月のNHKは、アニメの話題作が目白押しだ。新進気鋭のアニメーターが初監督を務める「電脳コイル」(教育=土曜後6・30)が12日から始まるほか、15組の著名クリエイターが1分間のアニメを競作する「アニ*クリ15」が7日からスタート。 人気作「おじゃる丸」「忍たま乱太郎」の放送開始10年、15年を記念した特別番組も、教育テレビでそれぞれ3、4日(いずれも後6・00)に放送される。(福田淳) ●「電脳コイル」少女の不思議体験 磯光雄が脚本、初監督 「電脳コイル」で原作、脚本、監督を手がける磯光雄は、“作画神”とも呼ばれる敏腕アニメーター。スタジオジブリの「おもひでぽろぽろ」やガイナックスの「新世紀エヴァンゲリオン」など、多数の作品に携わった。アニメ評論家の氷川竜介は、「人間やメカ