ゆうパック数十個を積んだ配送車の運転手が、左京郵便局(京都市左京区)を9日に出発したまま車ごと行方不明になっていた問題で、京都府警下鴨署は15日、配達業務を放棄して車を乗り逃げしたとして、横領の疑いで、住所不定、運転手の男(27)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。 下鴨署によると、同日昼ごろ、捜索中の署員が東山区内のコインパーキングで、所在不明の配送車が止まっているのを発見した。男は運転席で寝ていた。車内にはゆうパック数十個が積まれたままで、紛失などの被害はないという。
はてな(京都市中京区)の運営するウェブ日記サービス「はてなダイアリー」が2019年2月28日をもって、すべての機能を停止する。 「はてなダイアリー」は2003年春にスタート。ネット社会で一時代を築いたサービスとあって、感慨にふける人が多くみられる。 ■「はてなブログ」へ移行 2003年のスタート当時は「ブログ」が定着しておらず、さるさる日記(99年~11年)などと同じく、「ウェブ日記」として扱われていた。ブログが一般的になるのは、その年の冬から。Seesaa(シーサー)ブログ、ココログ(ニフティ)、ライブドアブログなどが立て続けにサービスインし、04年9月のアメーバブログ(アメブロ)誕生以降は、芸能人の交流ツールとしての側面も強くなってきた。 04年春にはSNSのミクシィとグリーが登場。ブログとSNSが群雄割拠する中でも、はてなダイアリーは独特のポジションを保ったが、11年に登場した「はて
他人のパソコンを不正利用して仮想通貨をマイニングしたとして摘発されたウェブデザイナーの男性(30)が14日、東京都内で記者会見し、「納得できない。何が違法なのか基準を明確にしてほしい」と主張した。 男性の弁護人も「捜査で日本の技術者が萎縮すれば、国力を損なうことになる」と訴えた。 男性によると、昨年9~11月、趣味で開設していたサイトに、閲覧者のパソコンでマイニングさせるプログラム「Coinhive(コインハイブ)」を導入。計約900円分の仮想通貨「MONERO(モネロ)」を得た。今年3月に横浜簡裁で不正指令電磁的記録保管罪で罰金10万円の略式命令を受けたが、否認したため、今後横浜地裁で正式裁判が開かれる。 主任弁護人の平野敬弁護士はコインハイブについて、パソコンを壊したり情報を抜き取ったりすることはないとし、「コンピューターウイルスとは異なる」と指摘。「無罪と確信している。法解釈が定まっ
NTTが法人向けに販売するインターネット接続用のルーター機器などにつないだパソコンやスマートフォンの画面に意味不明なメッセージが表示され、ネットにつながらなくなる不具合が相次いでいる。被害規模は分かっていないが、サイバー攻撃を受けた可能性があり、国立研究開発法人の情報通信研究機構(NICT)などが調べている。 NTT東日本によると、対象とみられるルーターは「Netcommunity OG810」と「同410」の2シリーズ。ルーター経由でネット接続すると、画面に「Facebook拡張ツールバッグを取付て安全性及び使用流暢性を向上します」とのメッセージが表示され、ネットにつながらなくなる。同社には27日以降、計24件問い合わせが入っており、原因を調査中という。2シリーズの出荷台数は計約26万5千台(NTT西日本の出荷分を含む)だという。 NICTの久保正樹さんによれば、NICTもこうした不具合
緑内障は、さまざまな原因で視神経が障害を受け視野が狭くなる病気で、失明に至ることもある。基本的な事を知らない人は、意外に多いようだ。名古屋市立大学病院長で同大大学院医学研究科視覚科学教授の小椋祐一郎氏は「恐ろしいのは、自覚症状が出た時には視神経の半分以上が死んでいることだ」と警鐘を鳴らす。 緑内障は、わが国の視覚障害の原因の第1位を占める。日本緑内障学会と岐阜県多治見市が2000年から01年にかけて同市で行った疫学調査によると、40歳以上の緑内障有病率は男女ともに5.0%だった。20人に1人という割合はかなり高いと言える。 世界緑内障連盟と世界緑内障患者連盟が主体となり、08年から啓発のためのイベントである「世界緑内障週間」(18年は3月11~17日)を行っている。日本緑内障学会はこれに合わせ、国内のランドマークとなる施設を緑にライトアップする「ライトアップ in グリーン運動」を展開、名
JR埼京線で男4人が集団で1人の女性に痴漢をしたとして逮捕された事件で、車内の異変に気付いて逮捕に貢献した東京・板橋駅でアルバイトをしている男子学生に感謝状が贈られました。 板橋警察署長から感謝状を贈られたのは、JR埼京線の板橋駅で乗客誘導のアルバイトをしている専門学校生の谷川翼さん(20)です。 2017年7月に池袋駅から板橋駅に向かっていた埼京線の先頭車両で、男4人が20代の女性を取り囲んで痴漢をしたとして、11月に逮捕されました。 谷川さんは板橋駅で2年にわたってアルバイトをしていて、事件当時は板橋駅のホームで乗客の整理をしながら、頻繁に痴漢が起きている先頭車両を注意して見ていたといいます。谷川さんは「電車が到着した時、既に取り囲んでいるような姿が窓越しから見え、異様な雰囲気が伝わった」として、「だいたい降りる時はドアの方を向いているお客さまがほとんど。その時は女性1人に対して囲んで
「これは現代のAE86だ!」 スズキ 新型「スイフトスポーツ」のステアリングを握り、その俊敏な身のこなしと力強いエンジンパワーを味わって、私(山田弘樹:モータージャーナリスト)は素直にそう感じました。 この記事の画像をもっと見る(23枚) 今でも86年式のトヨタ「スプリンター・トレノ」(通称ハチロク)に乗り続けている私がいうのだから、間違いありません!(笑)。新型「スイフトスポーツ」はそれくらい、痛快なコンパクトスポーツに仕上がっていたのです。 その名のとおり「スイフトスポーツ」は、スズキのコンパクトカーである「スイフト」の、最もスポーティなモデルです。軽自動車を主体にするスズキにとっては大柄な部類に入る「スイフト」ですが、世界的な基準で見れば2番目に小さな「Bセグメント」に属するクルマ。日本だとトヨタ「ヴィッツ」やホンダ「フィット」、マツダ「デミオ」がそのライバルです。 こうしたなかにあ
「検査」と称して女性の身体を触ったとして、強制わいせつ容疑などで埼玉県警に再逮捕された男が、成人向け漫画同人誌を読んで手口を真似したという趣旨の供述をしていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。県警は被害の再発防止に向けて、漫画の作者に模倣した犯罪が起こらないよう配慮してほしいと要請した。県警によると、犯罪に模倣されたとして著作物の作者に申し入れをするのは異例。 強制わいせつと住居侵入の疑いで12日、県警捜査1課と草加署の合同捜査班に再逮捕されたのは、草加市北谷3丁目、無職の男(35)=同罪で起訴。 再逮捕容疑は昨年1月8日午前11時35分~同40分、草加市内の民家に、「放射能を調べる調査をしたいから入っていいですか」などと言って侵入。当時中学生だった女子生徒に対し「身体検査をするね」「死にたくなければ声を出さないで」などと脅して身体を触った疑い。「性的欲求を満たしたかった」な
東日本大震災直後に宮城県内で流れた「被災地で外国人犯罪が頻発している」というデマを聞いた仙台市民の8割以上が事実と信じたとする調査結果を、郭基煥(カクキカン)東北学院大教授(共生社会論)がまとめた。宮城県警によると当時、外国人犯罪が増えた事実はない。会員制交流サイト(SNS)の普及で真偽不明の情報が拡散しやすい状況と、大災害直後の特殊な心理状態が背景にあったとみられる。 【昨年も】女性暴行、外国人投入…除染作業員デマ拡大 調査は昨年9~10月、被災した仙台市青葉、宮城野、若林の各区に住む日本国籍の20~69歳、計2100人を対象に実施。質問を郵送し770人から回答を得た。回収率は36.7%。 回答者全体の51.6%が「被災地で外国人の犯罪があるといううわさを聞いた」と答えた。そのうち信じた人は86.2%に上った。年齢や性別で大きな差はなかった。外国人犯罪を「確かに見た」と答えた人は0.4%
青森県黒石市の写真コンテストで、自殺をした女子中学生が被写体だったことを理由に、内定していた最高賞が取り消された問題で、写真コンテストの主催者が19日、一転して最高賞の市長賞を授与すると発表した。賞の撤回に批判が高まり、方針転換した。 この問題は同市の写真コンテストで、今年8月に自殺した青森市立浪岡中学校2年の葛西りまさん=当時(13)=を被写体として応募された作品が、いったんは市長賞に決定したものの、「賞の趣旨になじまない」などとして入賞が取り消された。 この問題では、同市役所に全国から抗議や賞の復活を求める電話やメールなどが殺到していた。
ニュースの確認、友達とのチャット、無料通話、スタンプ……。東京都内の会社で働く恵里さん(28)にとってLINEは手放せないツールだ。新しくできた友達とは、携帯電話番号やメールアドレスではなく、LINEのIDだけを交換している。「LINEが使えなくなったら、友達と連絡が取れなくなって困ります」--。 ◇「LINE使い放題」のインパクト 恵里さんのようなLINEのヘビーユーザーが興味を持ちそうなサービスが最近、発表された。3月24日、千葉県浦安市で開かれたLINEの戦略発表会。 舛田淳取締役CSMO(チーフ・ストラテジー・アンド・マーケティング・オフィサー=最高戦略・マーケティング責任者)は、LINEが今夏、NTTドコモの回線を借りてデータ通信などを提供する「MVNO(仮想移動体通信事業者)」に参入すると発表。スマホ向けに、LINE上でのチャットや無料通話の通信料を無料とするプランを月5
北アルプス登山は交通マナーも忘れずに――。今月13〜15日の3連休に、北アルプスの登山口となる岐阜県高山市の新穂高温泉に登山者が車で乗り付け、違法駐車があふれた。県警は「緊急車両が通行できず、危険だ」として、20〜23日の飛び石連休には取り締まりを強化することを予告し、マナーアップを呼びかけている。 新穂高温泉は標高2156メートルまで登る新穂高ロープウェイの駅がある。周辺には公営駐車場や民間の駐車場が約千台分あるがピーク時には足りなくなる。高山署によると、満車になっていなくても違法駐車が目立っているという。 同署は14日、110番通報を受け、翌日未明までに67台を取り締まった。内訳は関東21台、関西16台、東海北陸27台など。違反車は駅から約3キロ離れた市道まで続き、道路右側や交差点内にも夜通し並んでいた。違反車に貼る標章が足りなくなり、岐阜市の県警本部に取りに行ったという。
競馬の所得を申告せず、3年で約5億7000万円を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われた元会社員の男(39)=大阪市=の判決が23日、大阪地裁であった。西田真基裁判長は、外れ馬券の購入費を経費として認めるという初の司法判断を示した。元会社員の無申告の違法性は認め、懲役2月、執行猶予2年(求刑・懲役1年)の有罪としたが、脱税額を約5000万円に大幅減額した。 弁護側は「継続的な馬券購入による払戻金は外国為替証拠金取引(FX)で得た利益などと同様の雑所得に当たる。外れ馬券の購入費も経費となり、課税処分は無効」と無罪を訴えていた。 元会社員を税務調査した大阪国税局が告発、地検が2011年2月に在宅起訴した。起訴分や無申告加算税を含めた追徴税額(05〜09年)は計約10億円。元会社員は「一生かかっても完済できない」として、課税処分の取り消しを求める訴えを大阪地裁に起こしている。【内田幸一】
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