CLIは混在モードで使用すると、.NETの機能とネイティブなC++を同時に使用することができる非常に便利なものですが、いくつか注意しなければならい点があります。 今回は、そのCLI混在モードでのアプリケーション開発時の注意点の1つについてです。 ・サンプルの準備 まずはじめに、VisualStudioのウィザードで、C++/CLIのWindowsFormアプリケーションのプロジェクトを作成します。 そして、作成したフォームクラスにボタンコントロールを追加して、こんな感じのフォームを作ります。 そして、作成したボタンコントロールのイベントを作ります。 不要な部分はすべて省略しますが、ここまでの手順でフォームクラスのソースコードは以下のようになっていると思います。 #pragma once namespace CLIForm { // 略 public ref class Form1 : pu