※わずかにネタバレ注意 via 少女ファイト(1) (イブニングコミックス) 「お前がそう思うならそうなんだろう、お前ん中ではな」 ネット上の煽り文句としてもよく使われるこの言葉、これは日本橋ヨヲコさんのバレーマンガ「少女ファイト1巻」の中で出てくる言葉です。 この言葉がなぜ人の心を掴むのかというと、「事実は事実であり、その解釈は各個人の主観に委ねられる」という物事の本質を突いているからだと考えます。 背景としては、メインヒロインの大石練が精神を病み、自分の姉が死んだ原因を、当時姉とコンビを組んでいたセッターが姉にボールを集め過ぎたために、姉がヒザを痛め、交通事故を避けきれず死んだのだと主張し、それに対して幼馴染の式島滋がこのセリフを発します。 (事故時の事実は物語が進むにつれて明かされます。ただ、メインヒロインだけが事実を知らされていなかったというストーリーなので、この場合ではメインヒロ