京都府は23日、山田啓二知事が急性膵(すい)炎のため、京都市内の病院に入院したと発表した。症状は軽く、数日の療養で回復が見込まれるため、職務代理者は置かない方針だが、出席予定の行事はしばらく代理出席になるという。 府によると、山田知事は20日の府議会終了後から体調不良を訴え、病院で診察を受けたところ、「膵炎で1週間程度の加療が必要」と診断され、即日入院したという。 このため、東京五輪に向けて府内各界のトップが出席のもとで23日に開催された京都文化力プロジェクト実行委員会の設立会議にも代理出席で対応した。 また友好都市提携などのため、訪問団の代表として25日から9日間の日程で行く予定のカナダ・ケベック州と米・アラスカ州への海外出張も、山内修一副知事が代理を務める。
沖縄県で米軍属の男が女性会社員の遺体を遺棄した疑いで逮捕された事件を受け、同県の翁長雄志(おながたけし)知事は23日、安倍晋三首相と首相官邸で会談した。翁長氏は、今週の主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)にあわせて来日するオバマ米大統領に直接面会する機会を設けるよう首相に要請した。 事件後、翁長氏と首相が会談するのは初めてで、菅義偉官房長官も同席した。 会談後の翁長氏や菅氏の説明によると、翁長氏は会談で「激しい憤りとやるせなさを感じる」とし、オバマ氏に直接会う場を設けるよう求めた。また、「日米地位協定の見直しを含め、実効性のある抜本的な対策を講ずるよう強く求める」とし、「いまの地位協定のもとでは日本の独立は神話だと言われる」と抗議した。 さらに、「沖縄は戦後70年以上、過重な基地負担を強いられてきた」として、県内に米軍基地が集中していることが今回の事件の「大きな要因だ」と改善を求
沖縄県うるま市の女性会社員(20)が遺体で見つかり、元米海兵隊員で米軍属の男(32)が逮捕された事件を受け、沖縄県議会は23日午前、米軍基地関係特別委員会を開いた。日米両政府にあてた抗議決議案や意見書案について審議。文案には「海兵隊撤退」など翁長雄志(おながたけし)知事を支持する県政与党の意向が強く反映されており、野党の自民の反発は必至とみられ、議論の行方が注目される。 両案は、今回の事件について、「蛮行」と断じ、米軍人・軍属らへの綱紀粛正や再発防止策、日米地位協定の抜本的な改正などを要求するもの。翁長知事の政治方針である米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県内移設断念も盛り込み、「米海兵隊の撤退」など踏み込んだ内容もある。 与党側は、同日中にまとまれば26日にも臨時議会を開いて可決する方針だが、県政野党の自民などが原案のまま合意する可能性は低いとみられる。 委員会の冒頭、事件を説明した謝花
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