自衛隊邦人救出に限界=安保法制整備でも 過激組織「イスラム国」とみられるグループに邦人が拘束された事件を踏まえ、安倍晋三首相が自衛隊による在外邦人救出に意欲を示している。政府は集団的自衛権の行使を柱とする安全保障関連法案に自衛隊の邦人救出活動を盛り込み、今国会での成立を期す。ただ、法案が成立してもイスラム国のようなテロ組織との交戦が想定される場合には海外での武力行使に当たるため、自衛隊による邦人救出は難しいとみられている。 首相は25日のNHK番組で、「海外で邦人が危害に遭った時、その邦人を自衛隊が救出するため、現在は自衛隊が持てる能力を十分に生かすことはできない。今回、法整備を進めていく」と強調した。 現行法で自衛隊は、海外で災害や騒乱に巻き込まれた邦人の輸送活動を行うことができる。昨年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定では、「武器使用を伴う在外邦人の救出についても対応する必要があ
参院復興・原子力委員長に桜井氏 自民、民主両党は23日、通常国会で新設される参院特別委員会の委員長人事を内定した。東日本大震災復興・原子力問題特別委員長に桜井充氏(民主)、地方・消費者問題特別委員長には西田昌司氏(自民)が就く。いずれも26日の両委員会で互選される見通し。 ◇特別委員長 【震災復興・原子力】桜井 充氏(さくらい・みつる)東北大院修了。財務副大臣、党政調会長、参院東日本大震災復興特別委員長。宮城選挙区、当選3回。58歳。 【地方・消費者】西田 昌司氏(にしだ・しょうじ)滋賀大経卒。税理士、党副幹事長、参院原子力問題特別委員長。京都選挙区、当選2回。56歳。(2015/01/23-15:08)2015/01/23-15:08
岡田新体制、結束固め焦点=リベラル傾斜を保守系警戒−民主党 民主党は新たなかじ取り役に岡田克也氏を選んだ。代表選では、集団的自衛権行使などの重要政策で候補者の主張の開きが目立ち、岡田氏は細野豪志元幹事長と批判合戦も繰り広げた。まずは執行部人事で党の結束を固めることができるかが焦点となる。 「安倍晋三首相の下で憲法改正議論をすることに慎重でなければならない」。決選投票直前の演説で岡田氏は「リベラル色」を鮮明にした。決選に残れなかった長妻昭元厚生労働相の支持者を意識した発言で、細野陣営の保守系議員が昨年作った集団的自衛権行使を容認する安全保障基本法案にも言及。「自民党の考え方とあまり大きな差がない」と強調した。 決選投票の結果は、岡田氏133ポイントに対し細野氏120ポイント。差はわずか13ポイントで、岡田氏にとっては薄氷の勝利だった。細野陣営は「あの演説が効いた」と悔やんだ。 勝負を左
「侵略」などの文言変更も=菅長官 菅義偉官房長官は9日、BSフジの番組に出演し、安倍晋三首相が8月に発表する戦後70年談話に関し、1995年の村山談話で表明された「植民地支配と侵略」などについて、別の表現とすることも排除せず検討する意向を示した。 菅長官は村山談話について、「戦後のおわびも含め、全体として引き継いでいく」と基本的に踏襲する考えを重ねて強調。ただ、司会者が「新談話では『植民地支配と侵略』『反省』という言葉は残すのか」と質問したのに対し、「同じものをやるんだったら新たに談話を出す必要はない」と答えた。 (2015/01/09-22:40)2015/01/09-22:40
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く