横浜市電保存館(横浜市磯子区滝頭3)が1月28日、磯子区制90周年に合わせてリニューアルオープンした。 同館は1972年に廃止された横浜市電の車両を保存する目的で、廃止翌年の1973年にオープン。横浜を走った7両の保存車両と、日本最大級の0ゲージ鉄道模型ジオラマの展示がある。2016年8月には別館として多目的施設「しでんほーる」が新たにオープンし、プラレールの貸し出しも開始された。今回のリニューアルでは、本館に横浜の都市交通のあゆみを学べる「歴史展示コーナー」と、かつて妙蓮寺に「吉村模型鉄道館」を開いた故・吉村栄さんが製作した鉄道模型の展示や、市電シミュレーターなどをそなえた「多目的コーナー」がオープンした。 リニューアルを記念して、市民の企画による展示も開催。「多目的コーナー」にある「横浜市電発見マップ」では市民グループ「しでんの学校」による今昔写真展、別館の「しでんほーる」では地図博覧