インドは、100機以上の人工衛星を搭載したロケットを打ち上げ、すべてを軌道に乗せることに成功し、衛星打ち上げの技術をアピールしました。 搭載された人工衛星は、700キロを超えるインドの観測衛星のほか、アメリカやオランダ、それにUAE=アラブ首長国連邦など6か国から依頼を受けた小型衛星です。 ロケットは、およそ28分で上空524キロに到達する間に、人工衛星を28か所の軌道に乗せることに成功しました。 100機を超える人工衛星を一度に打ち上げるのは世界的に極めてまれだということで、打ち上げ後の記者会見で、インド宇宙研究機関のクマール長官は「われわれは、衛星打ち上げの市場に大々的に参入しようとしている」と述べ、衛星打ち上げの技術をアピールしました。 衛星の打ち上げビジネスに力を入れているインドは、日本や欧米と比べて格段に低いコストで開発を進めていることで知られていて、市場の平均よりも20%ほど安
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