「沖縄フェイクの見破り方」表紙 「辺野古のゲート前で座り込みをしている人たちはいくらもらっているんだろうね」。「沖縄は基地がなくなったら経済的にやっていけないよ」。 友人や知人と話をしていて、このような会話になった経験のある人は少なくないだろう。インターネットの掲示板やサイトでは、それこそ冒頭に書いたような沖縄に関する誤った「情報」があふれかえっている。 近年、インターネット上の「情報」をすぐうのみにするのではなく、一歩立ち止まって考える必要性が叫ばれている。 「情報」の内容が事実に基づくものでなく、正確な根拠がなければ、それは「情報」ではなく、「デマ」や「偏見」と言い換えることもできるだろう。 ネット上や会話の中にあふれる沖縄の「情報」を、本来の情報として自分の糧にするためにぜひ役立ててほしい本が、このほど発刊された琉球新報社編集局編著「これだけは知っておきたい 沖縄フェイク(偽)の見破