あと1年で65歳。会社員をやめたから年290万円の年金が得られそうだが…… この10月、僕は64歳となる。僕というよりも「ワシ」と言うほうがふさわしい堂々のジジイである。国の制度上、老齢人口に分類される65歳となるまで、あと1年となるからだ。 少し気が早いが65歳を迎えると、僕の年金はいよいよ満額が支給されることになる。本の仕事をして収入を得てはいるが、会社勤めはすでに昨年2月に辞めている。 つまり自営業者であり、在職中の給与などの額によって年金の一部が支給停止となるルールの対象にはならない。会社員として仕事を続けている同年代の方々には申し訳ないが、老齢基礎年金と老齢厚生年金ともに1円も削られずに満額を得られる見通しだ。 具体的には、以下の内訳が月額の年金見込み額となる。 A 老齢基礎年金 6万2057円(年額74万4684円) B 老齢厚生年金 14万8239円(年額177万8868円)