購買、選択といった行動の裏側には、理由がある。人はなぜそれを買うのか、そういう行動をとるのか。こうした人間の行動にある心理や理由を分析してビジネスに役立てることができるのが「行動経済学」だ。近年、書店でこれに関する書物を見ることが増えている。 そこで簡単に「行動経済学」について学べる新書を5冊紹介する。仕事の休憩中や通勤時間などに学んでみてはいかがだろうか(文中の価格は紙版、税込み)。 行動経済学の基礎を手っ取り早く学べる一冊 『行動経済学-感情に揺れる経済心理』(依田高典著、中公新書、842円) とにかく行動経済学とは何か、その基礎を学びたいのであれば本書がオススメだ。本書は行動経済学分野の第一線で活躍する著者によって執筆されており、入門書として優れた新書と言えるだろう。 本書のアプローチは学術的であり、勉強志向の内容になっている。経済学の課題・問題から発生した行動経済学の成り立ちが描か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く