ブックマーク / univ-journal.jp (10)

  • 大学設置・学校法人審議会、全国5学部の新設を答申

    文部科学省の大学設置・学校法人審議会は、岐阜経済大学看護学部など大学への学部設置5件、短期大学への学科設置1件、大学院設置2件、大学院の研究科設置1件、大学院研究科の専攻設置または課程変更3件を認めるよう柴山正彦文部科学相に答申した。いずれも8月の答申で保留としていたが、計画修正などが適切に行われたと判断した。 大学院の設置は亀田医療大学大学院の看護学研究科(看護学専攻・10人)と、湘南医療大学大学院の保健医療学研究科(保健医療学専攻・12人)。大学院研究科の設置は東京工科大学大学院のデザイン研究科(デザイン専攻・10人)。 大学院研究科の専攻設置または課程変更は、香川県立保健医療大学大学院の保健医療学研究科看護学専攻(2人)、田園調布学園大学大学院の人間学研究科心理学専攻(5人)、姫路大学大学院の看護学研究科看護学専攻(3人)。 参考:【文部科学省】平成31年度開設予定の大学の設置等に係

    大学設置・学校法人審議会、全国5学部の新設を答申
  • 公認心理師にも対応 実践力を養う心理学科の取り組み 埼玉工業大学

    テクノロジーとヒューマニティの融合と調和」という理念のもと、工学部と人間社会学部の2学部5学科が設置された埼玉工業大学。国家資格となる「公認心理師」が創設されるにあたり、人間社会学部心理学科および大学院心理学専攻では、年度より専門のカリキュラムがスタートしています。実践力の備わった心の専門家を養成する、学ならではの取り組みについて、副学長である小野広明教授を中心に、教員の藤巻るり准教授、心理学科の卒業生代表として高木さん、在校生代表として澤上さん、中村さん、畠山さんに、お話をうかがいました。 急速に発達する科学技術をより良く使っていくために 人間の「こころ」を育む実践的なカリキュラムを展開 埼玉工業大学には2002年より「心理学科」が開設されていますが、「工業」という大学の名称に隠れて、その認知度はなかなか上がっていないのが実状です。そうした状況にありながら、高木さんをはじめ、澤上さ

    公認心理師にも対応 実践力を養う心理学科の取り組み 埼玉工業大学
  • 自閉スペクトラム症児の母、発達障害に関する知識高いほど否定的感情は低下

    自閉スペクトラム症児の母、発達障害に関する知識高いほど否定的感情は低下 大学ジャーナルオンライン編集部 大阪大学大学院連合小児発達学研究科金沢校の冨山更大学院生、金沢大学医薬保健研究域医学系の三邉義雄教授、金沢大学子どものこころの発達研究センターの菊知充教授らは、自閉スペクトラム症(※1)の子どもを持つ母親のうち、発達障害に関する知識が高いほど診断時のネガティブな感情が低下することを世界で初めて突き止めた。 その結果、自閉スペクトラム症児を持つ母親は医療機関で診断を受ける前から、健常児の母親と比べて高いストレスと心理的苦痛を感じていることが分かった。さらに、母親が持つ発達障害に関する知識が高いほど子どもに対するネガティブな感情を持ちにくいことも明らかになった。特に診断時点でのネガティブな感情が緩和される可能性が示された。 自閉スペクトラム症児の母親が高いストレスにさらされているといわれてき

    自閉スペクトラム症児の母、発達障害に関する知識高いほど否定的感情は低下
  • 認知心理学から幽体離脱のメカニズムも明らかに 追手門学院大学 

    認知心理学を専門とする追手門学院大学心理学部の乾敏郎教授の研究チームは、身体の平衡感覚をつかさどる前庭および三半規管の感度が高い人(=乗り物酔いをしやすい人)は、そうでない人よりも「他者の視点を知覚する能力が高い」ことを明らかにした。 実験は、学生476人を乗り物酔いしやすい人と乗り物酔いしない人にわけ、このうち「他者視点取得」の実験には、乗り物酔いしやすい人18人としない人13人が参加。回転する台の上に人形と動物のぬいぐるみを対面させて被験者の前に設置。動物のぬいぐるみの右耳もしくは左耳に印をつけ、人形から見て動物のどちらの耳に印があるかを参加者が回答し、その速さを測定した。 印の左右や被験者の見る角度を変えて測定した結果、乗り物酔いしやすい人の平均値は、しない人よりも統計的に有意に速いことを確認。また回転角度が大きいほど時間がかかることもわかった。これらの実験結果から、平衡感覚をつかさ

    認知心理学から幽体離脱のメカニズムも明らかに 追手門学院大学 
  • 「創造性」の数理モデルを世界で初めて提案 兵庫教育大学

    兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程の小山和男氏と同大学院教科教育実践学専攻自然系教育連合講座の庭瀬敬右教授は、創造性の時間発展の数理モデルを世界で初めて発表した。 数理モデルの構築によって学びのメカニズムや創造性のプロセスが明らかにされ、予測可能となれば、これらの分野で教育・研究の一層の進展が期待できる。とりわけ「創造性の発現」に関しては、心理学や脳科学において最重要課題の一つとされ、様々な観点から研究が行われてきた。 こうした中、研究では「創造的な態度」に注目。因子分析によって抽出された創造的態度の二つの主要因子(努力・持続性と自主・独自性)と、それらに影響を与える外力(校内テストなど)と内力(感動体験や熱心に行った体験)をモデル構築の要素とした。これらの関係に対して非線形動力学のカオス理論の線形近似と量子論の古典的近似を用いてモデル化を行い、創造性発展の数理シミュレーショ

    「創造性」の数理モデルを世界で初めて提案 兵庫教育大学
  • 学生の心の悩みに寄り添うオンラインカウンセリング、京都大学で試験導入

    組織のメンタルヘルスに関連するコンサルティングなどを行っている株式会社cotreeは、2017年9月1日、大学生・専門学校生向けオンラインカウンセリングサービス「cotree for Student」をリリースし、京都大学で、そのパイロット導入を開始した。 また、学生相談について大学の約87%が課題意識を持っているのが「悩みを抱えていながら相談に来ない学生への対応」で、引きこもりや対人関係を苦手とする学生など、相談室に来ることができない学生への対応が、近年の学生相談室に共通する課題となっている。 このような現状を踏まえ、cotreeでは、学生相談室を利用することに抵抗感のある学生が、オンラインで臨床心理士やキャリアカウンセラーなどの専門家に相談できるオンラインカウンセリングサービス「cotree for Student」をリリース。夜間や休暇中など、時間や場所を選ばず、PCやスマホから、ビ

    学生の心の悩みに寄り添うオンラインカウンセリング、京都大学で試験導入
  • 東京福祉大学 伊勢崎・名古屋キャンパスで無料の公開講座開催

    東京福祉大学では、2017年秋、伊勢崎キャンパスと名古屋キャンパスの両キャンパスで、各自治体と連携した公開講座を無料で開催する。現在、申し込みを受付中。 東京福祉大学では、研究成果を広く地域社会に還元しようと、例年、各キャンパスで一般の方を対象にした公開講座を開催している。 2017年度の開催日は、伊勢崎キャンパスが、10月7・14・21・28日、11月18・25日。社会福祉学科 山下喜代美准教授による「楽らく介護 ~腰をいためない介護の方法~」、社会福祉学科 平仁准教授による「終活に関わるおカネの話」のほか、伊勢崎市教育委員会と共催の「大人のリトミック~音楽を感じて動いてみましょう~」、「刑事司法と犯罪心理学~犯罪をした人はどうなるのか~」など全9講座を開催する。※申し込みは先着順 また、名古屋キャンパスでは、10月6・13・20・27日、11月10・17・24日に、名古屋市教育委員会と

    東京福祉大学 伊勢崎・名古屋キャンパスで無料の公開講座開催
  • 世界初、自閉症と聴覚過敏併発の原因究明 三重大学

    自閉症には聴覚過敏がしばしば併発することが知られている。しかし、その原因はこれまで不明であった。三重大学大学院医学系研究科の研究グループは、世界で初めて、このメカニズムに迫った。 研究グループは、自閉症モデルラットの脳内で、音の伝達を抑制する経路である台形体核の神経細胞に異常を突き止めた。音の信号が適切に抑制されないために、音が過度に伝わる、すなわち、聴覚過敏が引き起こされると推定した。この発見は世界初のものだ。 また、台形体核は音が聞こえる方向を判断する役割も担っているため「音が聞こえる方向を正しく認識できているか」という問診項目で、困難だった自閉症診断を正確に行うことができることになる。特別な医療機器も薬品も使わずに自閉症を見分けられる新たな診断方法として、有効な一手になるとみられる。 論文情報:【日小児科学会/Pediatrics International】Mechanism o

    世界初、自閉症と聴覚過敏併発の原因究明 三重大学
  • 慶應義塾大学、診断と治療面での精神科領域における遠隔医療の有用性を実証

    慶應義塾大学、診断と治療面での精神科領域における遠隔医療の有用性を実証 大学ジャーナルオンライン編集部 慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室の岸泰士郎専任講師らは11月30日、診断と治療の両面で、精神科領域における遠隔医療の有用性を臨床研究として国内で初めて実証したと発表した。 こういった問題を解決する手段となりうるのが、テレビ電話だ。ビジネスや一般のコミュニケーションツールとして多くの場面で使われるようになっており、精神科診療は、このような技術が応用しやすい領域だといえる。しかし、実際に導入するためには、遠隔で行う診断の精度や治療成績が、対面で行う通常の治療と同等かそれ以上であることを科学的に証明する必要がある。 研究グループは、国内での初の試みとして、診断、治療の2つの場面において、遠隔医療の有用性を検証した。 診断の場面での研究は、高精細で遅延の少ない映像や音声を届けるビデオ会議シ

    慶應義塾大学、診断と治療面での精神科領域における遠隔医療の有用性を実証
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