朝鮮・日本筆談=名古屋で朝鮮通信使と日本の専門家が筆談する姿を描いた絵。この絵は名古屋の名所を紹介するために18世紀に日本で出版された書籍に載せられた。 1764年2月の日本名古屋。朝鮮通信使の医員・李佐国(イ・ジャグク)が江戸幕府の医官・山田正珍と向かい合って座った。山田正珍が筆を持ち、漢字で質問を書いた。 「高麗人参を栽培する方法を聞きたいのですが」。筆を渡された李佐国が答弁を書いた。「高麗人参はもともと製造法がありません。日本の医官はいつもその説明を求めるが、事実を誤解しているようです」。 17-19世紀の朝鮮通信使随行員と日本の専門家はこうした筆談をした。言葉は通じなかったが、漢字を使って筆談で意思疎通をした。主に日本専門家が尋ね、朝鮮随行員が答える形だった。 特に高麗人参関連の問答が多かった。当時、日本では高麗人参の薬効に対する関心が高かったが、風土が合わず栽培できなかった。日本
信州大学の入学式における、山沢学長のスピーチが話題になっている。先行する記事で「スマホやめるか、大学やめるか」の見出しとともに 山沢学長は、昨今の若者世代がスマートフォン偏重や依存症になっている風潮を憂慮。「スイッチを切って本を読み、友だちと話し、自分で考える習慣をつけ、物事を根本から考えて全力で行動することが独創性豊かな学生を育てる」と語りかけた。 と報じられたのが原因だ。この記述だけでもちょっとまずいな、と思っていたのだけど、全文を読んでみて、その思いが確かになった。なので、この件について手短に。 まず、全文が出たことで「やっぱり言ってることはまともだった」という感想が多いことについて、僕も異論はない。最初から「大学でスマホを禁止する」などと言っているとは思わなかったし、入学式のスピーチでそんな極端なことを言うはずもないだろうと思っていたからだ。 だが問題なのは、「スマホ依存症」に対す
モチベーション 勉強する動機をもつ。自分の価値を高める。 知識も重要だが、むしろ一人で学習する能力を高める方がさらに重要。社会に出てからこそ勉強しなければならない。勉強する能力が勝負。 大学はなにかすぐに役に立つことを教えてくれるところではなく勉強の仕方を教えてくれるところと思うこと。 本や雑誌(や音楽・映画)にはお金を惜しまない。自分への投資。とにかく量を読む。お金ない人は図書館を利用する。 まず下調べ とにかく新しい課題・仕事・環境などにとりくむときはハウツー本を読むクセをつける。「大学での勉強法」に関する本を読んでおく。 コーンハウザー & エナーソン『大学で勉強する方法』、玉川大学出版部、1995。心がまえ本。とてもよい。 佐藤望(編)『アカデミック・スキルズ:大学生のための知的技法入門』慶應義塾大学出版会、 2006。1000円。レポートの書き方等まで1冊でわかる。 田中共子(編
進学を希望する高校生のすべてがどこかの大学に入れる「大学全入時代」が到来し、大学側は「こども」「グローバル」「国際」といった名前を冠した学部を設置して、学生集めに躍起となっている。 ネーミング大賞を進呈したくなるのが、広島県広島市にある鈴峯女子短期大学の「言語文化情報学科日本語日本文化(^^)コース」である。念のためだが、「(^^)」は「ニコニコ」と読む。若者がメールやSNSで感情表現として使う「顔文字」の代表格だが、さすがに最高学府の学科名に使われると違和感たっぷりだ。2012年にはこの学部名がネットニュースで報じられ、ネットユーザーの間で大いに話題となった。同学入試広報センター長の長谷信夫教授が説明する。 「たくさんの言葉を並べて説明するよりも、ニコニコの顔文字が私たちのコースの新しさと楽しさを伝えてくれると信じています」 同学科の「言葉のゼミ」では、堅い内容の新著を読んで学生にディス
どうも、ラッスンゴレライを思い出そうとしてもどうしてもあるある探検隊が出てきてしまうぐらいにはおっさんの日本語の研究者です。 さて、下記のエントリのタイトルと内容が最近自分がやっていることと近くて一瞬どきっとしてしまいました。この辺りの話、見方によっては古典的も古典的な問題で、書き出すときりがないのですが(関係する話や概念・用語を整理するだけでたいへん)、一部現代的にも色々面白い問題を含んでいると思ってやっています。というか活用研究などしている以上、いつまでも逃げてばかりはいられず… 日本語の活用に"過去形"は無い - 殴る壁 ちょうど良いので?便乗して宣伝を二つばかり。 テンス・アスペクトの論文集を作っています 昨年度の日本語文法学会でやったパネルセッションもその絡みだったのですが、 2014年後半戦の出没予定(学会とか) - 思索の海 テンス・アスペクトをテーマにした論文集(全4巻)を
世界中のさまざまな言葉を日本人が声に出して読み、カタカナ表記できるようにすることにこだわったユニークな事典「世界の文字事典」(丸善出版)が出版された。公用語を中心に世界約80語について、音読や表記のポイントを言語の専門家でなくても理解できるよう、可能な限りやさしく解説した。 「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」という川柳も知られるほど、発音が難しい外来語をどう読むかは日本人にとって永遠の課題だ。ゲーテだけでも定着するまで、ギョエテ、ギョーツ、グーテ、ゲエテ…など数十種類ものカタカナ表記があったという。 今回出版された事典はこうした事情を受け、現代日本人がさまざまな場面で出会うことが想定される約80の言語で書かれた人名や地名などを、その国の言葉を知らなくとも声に出して読み、カタカナ表記できるよう、できるだけ平易に解説することを狙った。 編者は、国立民族学博物館の庄司博史教授(言語学)。国内
「そこで行われている授業の内容というのは、先ほども担当の局長に聞きましたら、行くと全然違う教科書を見せる。それから、そのときに限って適当な授業を見せる。それなら、その真偽をただすために、都の職員がやっぱり張りついて、一週間でも十日間でも一月でも、その実態を調査したらよろしいと思うし、それが嫌なら学校を閉鎖したらよろしいので、そういうことを強要できない相手に、私たち国民の税金を使って補助する必要は毛頭ないと私は思います」(東京都のHPから) 上に記したのは12月8日に東京都知事が都議会で行った発言だ。 東京朝鮮学園が13日に反論の談話を発表したが、朝鮮学校を一度も訪れぬまま、それも事実をでっち上げてまで子どもの学ぶ権利を奪おうとする脅しだ。これが日本に暮らす外国人の2割=41万8000人の外国人を擁する首都東京のトップが口にできたものかと、わが耳を疑った。 日本政府は、「高校無償化」問題で外
“말보다 더 중요한 것은 그들의 몸짓이었다.” 지난 10일 밤 미국 대선 TV 토론을 지켜본 전직 미국 FBI(연방수사국) 프로파일러 조 나바로 내놓은 분석이다. 이날 민주당 후보 카멀라 해리스 부통령은 토론 내내 다양한 표정과 제스쳐를 활용해 도널드 트럼프 전 대통령을 도발했다. 트럼프는 토론 초반에만 해도 침착한 표정이었지만 중반에 들어서면서 여러 번 고성을 지르기도 했다. 미 CNN 등은 “과거 어떤 대선 토론 보다도 ‘바디랭귀지(몸짓 언어)’가 중요한 역할을 했다는 평가가 나온다”고 전했다. FBI에서 25년 넘게 근무했고 ...
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