スピッツを聴き直していて、 気になったのが「若葉」である。 アルバム「とげまる」(2010)に 収録されており、 おそらく初めて聴いたのが2013年ごろ。 当時は「単なるバラードのうちのひとつ」 くらいに思っていたけれど、 今聴いてみると、ものすごい名曲だ。 www.youtube.com この曲は、 少年少女のころを振り返っている 歌のようだ。 MVが、小学生の男の子二人の 学校帰りに道草しているところを 描いているところからも、 そう思ってしまう。 優しい光に 照らされながら あたりまえのように歩いてた 扉の向こう 目を凝らしても 深い霧で何も見えなかった 親の庇護のもとに、 子どもながらの小さな心配ごとはあっても、 ただ毎日をあたりまえのように 過ごしていたあのころ。 大人になってからのことを想像しても、 よくわからない子どもだったな。 すっと続くんだと 思い込んでいたけど 指のすき