今年7月に鮮烈なデビューを果たした、韓国の5人組ガールズグループNewJeans。早くもカムバックが待望されていた中、来年リリース予定のシングルアルバム『OMG』からの先行曲“Ditto”は、ファーストEPが軽い会釈程度だったように思えるほどの衝撃だった。 先んじて公開されたティーザーで、ブレイクビートが使われていることにまず驚かされたが、この曲がボルチモアクラブになるという触れ込み通り、ハウスとブレイクビートが組み合わさったサウンドであった。 ピンクパンサレス(PinkPantheress)やニア・アーカイヴズ(Nia Archives)といった、近年のドラムンベースリバイバル勢とも強い親和性を感じるが、この曲をプロデュースしたのは前作に引き続き250(イオゴン)だ。ポンチャックという韓国のトラッドな電子音楽の再解釈を試みる彼だが、前作でプロデュースした3曲からも分かる通り、非常に器用で