今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には、対象年齢は2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 これまで本書からは、子どもにしてほしい行動に対して肯定的な注目を与える=ほめることが大切だと学びました。今回はそのほめる行為を深堀りして、ほめることでどのような気持ちになることができるかについて考察をしたいと思います。 ※この本では、『その行動に気付いていると知らせること』、『感謝すること』、『励ますこと』などをまとめて『ほめること』としています。 ほめられることによって、見てもらっていることを認識できる 以前、人は見られていることでやる気が上がる