まず最初に、東日本大震災で犠牲になられた多くの方々のご冥福と、被災され今も戦い続けている皆様が1日も早く安らげる事をお祈りいたします。 前回からの続き www.goppemaster.com 部隊に到着したと同時に「災害派遣」の電話呼集がまわってきた。 自分の所属中隊で「到着」の報告をする。 既に「指揮所」では、ここまでの情報が整理されている。 この段階では実際に派遣されるかどうかは決まっていなかったが、災害の規模が規模なので、いつでも出れる様に準備を万全にする必要がある。 ひとまず「待機」状態の我々は個人物品の準備をしながら「ニュース」で情報を得る。 テレビのニュース映像を見て「これが今、現実に起きているのか…」と目を疑いたくなる。 少しバタバタとしてきた。 3トン半と呼ばれるトラックに、スリーピング(寝袋)やテントなどの宿営資材の積み込みが始まった。 どうやら実際に派遣がありそうだ。