ライトノベル作家、浅井ラボが、テケトーに語ります。追加 ずっと考える日々。 もちろん真偽より当たり障りのない、場の空気を重視する古い人間が多いので、私のように正誤を徹底的に問いただす行為は絶対的に好まれないでしょう。人には「誰?」というギャグとして消費されるだけだと思うし、それも仕方がないでしょう。 しかし、私は吉田さんや野村さんの死のことをどうしても考えてしまいます。二人のことをあそこの人はもうなかったことにしていますが、私は忘れられません。自分と出会って「がんばってください」と言ってくれた先輩や同業者が二人も死んでヘラヘラと笑ってなかったことにはできません。ないことにしたほうが気楽でしょうが、少なくともまだできない。 当時、なんでもネタにして軽くしないと、リアルを直視することに耐えられな人たちが「そんなこと言っても仕方ないよ。死んじゃった人は死んだ人だしね」と言っていました。今