誕生から13年を迎えた、おなじみのJR東日本さんの企業キャラクター「Suicaのペンギン」。もとは一冊の絵本の中に住むペンギンでした。この日本一有名なペンギンは、どのようにして生まれ、育てられてきたのでしょうか。今回は原作者で絵本作家の坂崎千春さん、アートディレクターの田中友朋さん、ライセンスを統括する栗林秀樹さんを招き、「Suicaのペンギン」による企業コミュニケーション展開の秘密を聞いてみました。 【ファシリテーター】 ・電通 マーケティング・デザイン・センター 山本 達也さん 【座談会参加者】 ・絵本作家 坂崎 千春さん ・電通 マーケティング・デザイン・センター 田中 友朋さん ・電通 ラジオテレビ&エンタテインメント局 栗林 秀樹さん 絵本のペンギンが企業の顔になったワケ 山本:もともと絵本など原作のあるキャラターが、オリジナルで開発されたかのような企業キャラクターとしてサービス