岸田文雄首相が23日夜に公邸を出て近くのホテルに宿泊したことが、波紋を広げている。首相周辺は詳細な理由を明らかにしていないが、もともと昭和初期に建造されただけに、水漏れや暖房設備の故障など突発的な施設の不具合に加え、SNS上では「幽霊説」まで登場している。 首相は23日午後、皇居で新嘗祭(にいなめさい)神嘉殿の儀に参列し、午後8時に公邸に戻った。異変が起きたのは午後9時38分。首相が乗った車列が公邸を出ると、近くのホテルに入っていった。首相周辺は「公邸の設備に不具合が生じた。これ以上の具体的な理由は安全上言えない」と述べるにとどめている。 公邸は首相が執務する官邸に隣接し、首相が日常生活を送る住まいとなっている。主要部分は鉄筋コンクリート2階建てで、本館の延べ面積は約5200平方メートルある。 公邸に住むかどうかは首相本人の意思に任されており、安倍晋三氏は東京・富ケ谷の私邸から、菅義偉氏は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く