パルチザン伝説・コペンハーゲン天尿組始末 桐山 襲(著) - 第三書館
紹介 日本は言論が自由だといわれながらも「菊タブー」は存在する。右翼の出版妨害で闇に葬られた幻の小説「パルチザン伝説」をはじめ昭和の終わる日を予測した「天皇Xディ」、敗戦直後の雑誌「真相」の宮内庁元職員覆面座談会の完全復刻等び海賊版が復活。 目次 <小説> パルチザン伝説……………………桐山襲●1 <座談会> コペンハーゲン天尿組始末………………●155 <ルポ> 天皇Ｘディ―昭和が終わる時……高野孟●225 <ドキュメント> 天皇戒厳令の街から……………北村公一●243 <記録> 1945・8・15の天皇……『真相』1949年2・3月号より●271 <年表> 戦後天皇表現受難史………………………●巻末
「日本スゴイ」のディストピア 早川 タダノリ(著) - 青弓社
目次 はじめに 第１章 「日本主義」大ブーム到来 「日本スゴイ」ネタの原型 「日の出」編集部編「世界に輝く 日本の偉さはこゝだ」（〔「日の出」一九三三年（昭和八年）十月号付録〕、新潮社） 日本主義は全人類の奉ずべき道徳精神である 井乃香樹『日本主義宣言』（建設社、一九三四年〔昭和九年〕） 日本人の底力・粘り強さは米食からくる 中山忠直『日本人の偉さの研究』（章華社、一九三三年〔昭和八年〕） お墓マニアが語る日本精神 平野増吉『日本精神とお墓』（小森繁雄、一九三六年〔昭和十一年〕） 満洲事変で「日本人」はどう変わったのか 高橋三吉／日比野正治講述、大阪毎日新聞社編「日本精神に還れ」（大阪毎日新聞社／東京日日新聞社、一九三四年〔昭和九年〕） 「天才帝国日本」の栄光と崩壊 池崎忠孝『天才帝国日本の飛騰』（新光社、一九三三年〔昭和八年〕） 混沌化する「日本精神」諸派 池岡直孝『日本精神の実現』（章
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