日本人だけが本来の語源とかけ離れた意味で使っている「リベラル」という言葉。一部の人たちにとって「胡散臭さ」さえ感じる「日本版リベラル」の特殊性とは、一体どのようなものなのでしょうか。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では編集長の柴田忠男さんが、「日本のリベラリズムは奇怪すぎる」との持論を展開する岩田温氏の著作を紹介しています。 『「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義』 岩田温・著 彩図社 岩田温『「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義』を読んだ。この本は今の日本で「リベラル」を自称する人々の、まったく現実を無視し、愚かな観念論に固執した奇怪な言説を取り上げ、徹底的に批判し、本来のリベラルとは如何にあるべきかを模索していくものである。 日本の「リベラル」の特徴は、リベラリズムとは無関係な「反知性主義」にある。日本国憲法の事実、日本を取り巻
![362910](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e01e6eeee1cea880b0907673e7756ff8ab7694f3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.mag2.com%2Fp%2Fnews%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F06%2F0622_creater.jpg)