ブックマーク / sufuretan.hatenablog.com (96)

  • さくらの おち葉の おはなし - 空へ ひろげて

    こんにちは! ぼくは さくらの おち葉です。 ぼく とっても しあわせなの ほんとうに しあわせなの。 だって 春にはね、 ぼくと いっしょに たーくさんの みんなが 写真を とって くれたんだよ。 ぼくも うれしく なって にこにこ にっこり いっしょに 写真を とって もらったの。 たのしかったなぁ。 それにね ちょうちょうさんや みつばちさんたち 小鳥さんたちも そよ風さんの あかちゃんも 光さんの あかちゃんだって 天使さんの あかちゃんだって ぼくの お花の みつが だいすき なんだ。 だから、ぼくは みんなの すてきな すてきな お菓子屋さんに なれたのです。 うれしかったなぁ。 夏にはね、 のらねこさんたちや おさんぽの いぬさんたち、 いしころさんたちに こびとさんたち。 いろんな みんなの ほっと できる ところに なれて すごーく すごーく しあわせ だったの。 だって

    さくらの おち葉の おはなし - 空へ ひろげて
  • うれしくて うれしくて - 空へ ひろげて

    うれしくて うれしくて 光さんは かがやいて いるんだね。 神さまから いただいた すきとおった こころが うれしくて。 うれしくて うれしくて 雲さんは うかんで いるんだね。 神さまから いただいた かろやかな こころが うれしくて。 うれしくて うれしくて 小鳥さんは うたって いるんだね。 神さまから いただいた きよらかな こころが うれしくて。 うれしくて うれしくて こいぬさんも こねこさんも うさぎさんも りすさんも クマさんだって ペンギンさんだって こびとさんたちだって にこにこ にっこり あそんで いるんだね。 神さまから いただいた すなおな こころが うれしくて。 海さんが ゆったり 波うって いるのも。 お空が あおーく 澄みわたって いるのも。 神さまから いただいた おおきな おおきな こころが うれしくて。 そして そして いしころさんが しずかに してい

    うれしくて うれしくて - 空へ ひろげて
    hanpeita1973
    hanpeita1973 2020/09/19
    行間にあるであろう気持ちが感じられる気がします。
  • そよ風さんの おはなし - 空へ ひろげて

    こんにちは! ぼくは そよ風です。 みんなと ダンスを するのが だいすき なのです。 草さんたちと ダンスを しているとね。 みどりの かおりが いっぱいして きれいな きもちに なるの。 からだの なかも こころの なかも すきとおった きれいな きもちで いっぱいに なるの。 お花さんたちとは あまーい かおりに つつまれ ながらの ダンス なんだよ。 とっても やさしい きもちに なって やわらかな 夢の なかに いるみたいなんだ。 すごーく たのしいのは エントツさんとの ダンスなのです。 だって エントツさん にっこり わらって まあるい けむりを ぽんわり ぽんわり つくって くれるんだもの。 いしころさんと ダンスを しているとね。 こびとさんたちが やってきて ワルツを かなでて くれるんだよ。 もう うれしくって うれしくって いしころさんも ハートの かたちに なっち

    そよ風さんの おはなし - 空へ ひろげて
  • たんぽぽさんの おはなし - 空へ ひろげて

    こんにちは! ぼくは たんぽぽです。 あのね、 ぼく 宇宙船を つくって いるの。 みんなも しっている わたげ のことだよ。 わたげ はね、ぼくの つくった すてきな すてきな 宇宙船 なのです。 みんなの やさしい きもちを のせて とぶんだよ。 お花さんたちや 木さんたち ゆうびんポストさんに エントツさん。 それから かえるさんに バッタさんに ちょうちょうさんに かたつむりさん。 そして みみずさんに めだかさんに... もっと もっと たーくさんの いろんな みんなの やさしい きもちを のせて とんでゆくの。 ひろーい ひろーい 宇宙へね。 だって、 やさしい きもち って どこへだって とんで ゆけるんだもの。 そうじゅう するのは ぼくと いしころさんと こびとさんの やさしい きもちなの。 やさしく やさしく そうじゅう するから ふんわり ふわふわ ふんわり ふわふわ

    たんぽぽさんの おはなし - 空へ ひろげて
  • さくら さくら やさしいな - 空へ ひろげて

    さくら さくら やさしいな。 やさしい おかおで 咲いている。 お空も やさしい おかおで ながめてる。 さくら さくら やさしいな って ながめてる。 雲さんたちも のんびりと やさしい おかおで ながめているよ。 さくら さくら やさしいな って ふんわり ふんわり ながめているよ。 そよ風さんたちは みずいろの きれいな 髪を なびかせて ふっくり ふっくり ながめています。 さくら さくら やさしいな って ながめています。 きっと、さくらさんと やさしい おはなしも しているんだね。 とおくの うつくしい お山の おはなしを ずーっと ずーっと むこうの うつくしい うつくしい 海の おはなしを しているんだね。 小鳥さんたちは おうたを  うたってる。 さくら さくら やさしいな って うたってる。 なないろの ひかりかがやく おこえでね。 ちょうちょうさんたちも やってきて

    さくら さくら やさしいな - 空へ ひろげて
    hanpeita1973
    hanpeita1973 2020/04/07
    大変な時期ですが、読んでいると人間の普遍的な価値観を再確認させられます。
  • お花さんと おはなし したらね - 空へ ひろげて

    お花さんと おはなし したらね。 お花さんの おへんじは いつも にっこり なの。 いろんな おはなしを しても いつも いつも にっこり なの。 それが、とっても すてきなんだ。 すごーく すごーく かわいいんだ。 もう たのしくって たのしくって ぼくの こころも からだも にっこりで いっぱいに なるの。 しあわせで いっぱいに なるの。 まわりも せかいじゅうも にっこりで しあわせで いっぱいに なるほどにね。 それで ぼく おともだちの いしころさんに きいて みたのです。 お花さんは どうして いつも にっこりの おへんじなの? って。 そうしたらね、 お花さんは にっこり語で おはなし するんだよ って おしえて くれたの。 なかよしの こびとさんにも きいたんだよ。 するとね、 にっこりの お国も あって お花さんたち みーんな にっこりの お国の お姫さま なのです っ

    お花さんと おはなし したらね - 空へ ひろげて
  • こびとの ようふくやさん - 空へ ひろげて

    こんにちは! ぼくは こびとです。 ようふくやさんを しているよ。 ぬの も、いと も、 春風さんで できてるの。 だから、着ているだけで ふわふわ ふんわり とーっても やさしい きもちに なるの。 しあわせな きもちに なるの。 すてきでしょ! ぬの を きって くれるのは はさみの ハックルさん。 お月さまの ひかりで できているんだよ。 シャカ シャカ シャッ クン ショキ ショキ ショッ クン たのしい おうたを  うたいながら きって くれるんだ。 いっしょに ぬって くれるのは お星さまの ひかりで できた はりの ピックルさんです。 にこにこ にっこり ぬって ゆくんだよ。 あっちの ぬのさんと こっちの ぬのさんを なかよく つないで あげると... ほら、 できたよ いしころさんの おざぶとん! もひとつ できたよ ばったさんの チョッキ! もっと もっと できたよ あ

    こびとの ようふくやさん - 空へ ひろげて
    hanpeita1973
    hanpeita1973 2020/02/29
    きっとそうなんだろうなあ。
  • 赤い実 みつけた - 空へ ひろげて

    赤い実 みつけた。 赤い実 みつけた。 ちいさな ちいさな 赤い実 みつけたよ。 冬の  お山で みつけたよ。 りんごさんの あかちゃん かしら。 いちごさんの いもうと かしら。 もしかしたら しゃぼん玉さんの いとこ、なのかも しれないね。 だって、まあるい ほっぺで ぴっかり わらって いるんだもの。 そおっと さわったら ちり ころ ちり ころ うたったよ。 ちり ころ ちり ころ ちいさな おこえで うたったよ。 小鳥さんの いもうと なのかしら。 オルゴールさんの こども なのかしら。 おんがくの 神さまの たいせつな たいせつな すず なのかしら。 もしかしたら よろこびさんの 宝もの なのかも しれないね。 しあわせさんの 宝もの なのかも しれないね。 だって とっても うつくしい 音色 なんだもの。 あかるい あかるい 音色 なんだもの。 赤い実 みつけた。 赤い実 み

    赤い実 みつけた - 空へ ひろげて
  • 冬の こみち - 空へ ひろげて

    冬の こみちを あるいて いたらね。 すてきな ものを みつけたの。 ふっくり わらってる ちいさな ちいさな お花さんを みつけたの。 お日さまの ひかりと おはなし していたよ。 やさしい やさしい おはなしをね。 お日さまの ひかりに つつまれている ちいさな ちいさな 虫さんたちも みつけたよ。 お羽が なないろに ひかって とっても きれい だった。 宝石 みたいに キラ キラッ って ひかって ほんとうに ほんとうに きれい だった。 ぼくの むねの なかも キラ キラッ って かがやく ほどにね。 しあわせそうに おひるね している いしころさんも みつけたんだ。 お日さまの ひかりに つつまれて にこにこ にっこり おひるね していたよ。 きっと、 お日さまの おくにの 夢を みて いたんだね。 お日さまと あそんでいる 夢を みて いたんだね。 なんだか ぼく、 あったか

    冬の こみち - 空へ ひろげて
  • てぶくろさんを はめたらね - 空へ ひろげて

    てぶくろさんを はめたらね。 ぼく、おかあさんと てを つないでいる ここちになるの。 あったかーくって やわらかい やわらかい おかあさんの てと つないでいる ここちにね。 そうしたらね、 ほんわり ほんわりの きもちに なって にこにこ にこにこ してしまうんだ。 みんなに こんにちは! って あいさつを したくなるんだ。 てぶくろさんを はめたらね。 ぼく、とっても とっても あんしん するの。 だって、 おとうさんと てを つないでいる ここちに なるんだもの。 あったかーくって おおきな おおきな おとうさんの てと つないでいる ここちにね。 だから、 どこへだって 行けるし とおくまで 走れるの げんきに げんきに 走れるの。 そして そして やさしい 神さまと てを つないでいる ここちにも なるのです。 あったかーくって やさしい やさしい 神さまの てと つないでいる

    てぶくろさんを はめたらね - 空へ ひろげて
  • お空に いっぱい - 空へ ひろげて

    ぼくが わらったらね。 えがおが お空に のぼって いったの。 とっても うれしそうに はばたいて お空に のぼって いったの。 小鳥さんの ほわほわ えがおも お花さんの ふわふわ えがおも のぼって いったんだよ。 たのしそうに たのしそうに はばたいてね。 エントツさんの スッキリ えがおも ゆうびんポストさんの あったかーい えがおも ベンチさんの のんびり えがおに お家さんたちの たのしい たのしい えがおも のぼって いったよ。 しあわせそうに しあわせそうに はばたいて のぼって いったよ。 ボールさんの まあるい えがおは さんりんしゃさんの げんきな えがおと いっしょに。 いしころさんの はずかしそうな キラキラ えがおは こびとさんの とびはねそうな プチプチ えがおと いっしょに のぼって いったよ。 ゆめ みるように ふんわり ふんわり はばたいてね。 きもちよ

    お空に いっぱい - 空へ ひろげて
    hanpeita1973
    hanpeita1973 2020/01/07
    今年もよろしくお願いします。
  • ゆうひさんが 絵を かきました - 空へ ひろげて

    ゆうひさんが 絵を かきました。 うつくしい この 世界を キャンバスに たのしく たのしく 絵を かきました。 神さまたちから いただいた えのぐと おふででね。 はじめに あまずっぱい いろに お空を ぬって。 つぎは お家さんたちの あったかーい えがおを ぽっ ぽっ ぽっ と かくのです。 こいぬさんたちの げんきな えがおも こねこさんたちの かわいい えがおも いしころさんたちの しずかな えがおに こびとさんたちの 夢みるような えがおも ぽっ ぽっ ぽっ と たくさん たくさん かくのです。 にこにこ にっこり しながらね。 それから それから エントツさんの のんびり あくびや ゆうびんポストさんの しあわせそうな あくびも ベンチさんの やさしい あくびも ふわっ ふわっ ふわっ と かきました。 ふんわり ふんわり しながらね。 とおくの 明かりも かくのです。 あっ

    ゆうひさんが 絵を かきました - 空へ ひろげて
  • みんなと ひなたぼっこ - 空へ ひろげて

    ぼく みんなと ひなたぼっこを したよ。 おひさまの ひかりを みんなで わけあって ひなたぼっこを したよ。 するとね つくえさんと いすさんは たのしい おしゃべりを ぽっつり ぽっつり はじめるの。 クッションさんは お空の 雲 みたいに ふっくら ふくらむんだよ。 きっと、 春の 夢を みているんだね。 マグカップさんも キャンディー みたいに ちょっぴり やわらかく なって。 お庭の いしころさんと こびとさんも お空を ながめ ながら たのしい おうたを  うたいだすの。 それからね それからね さんりんしゃさんとも ボールさんとも お花さんや 草さん 木さんに 土さん あっちの ゆうびんポストさんに でんしんばしらさん こっちの しんごうきさんや ベンチさん。 そして そして 山さんとも 海さんとも とおくの  森の うさぎさんや くまさん もっと もっと とおくに いる ペ

    みんなと ひなたぼっこ - 空へ ひろげて
  • 寒く なったら - 空へ ひろげて

    寒く なったら セーターさんの げんきが いっぱい でてくるよ。 ふわぁっと いっぱい いっぱい でてくるよ。 きっと みんなを つつんで あげれるのが とっても とっても うれしいんだね。 寒く なったら マフラーさんも てぶくろさんも げんきが あふれてきて ますます ふわふわ ふんわり してくるよ。 きっと みんなを まもって  あげれるのが うれしくて うれしくて しかたが ないんだね。 みんなと おでかけ するのが たのしくて たのしくて しかたが ないんだね。 寒く なったら、 みんなの えがおも もっと もっと ふわふわ ふんわり やさしく なる。 もっと もっと ふわふわ ふんわり あったかく なる。 きっと やさしい こころが ますます やさしく なるから なんだね。 あったかい こころが ますます あったかく なるから なんだね。 だって お庭の こびとさんも にこにこ

    寒く なったら - 空へ ひろげて
    hanpeita1973
    hanpeita1973 2019/12/07
    お風邪召されませぬよう。お互いに気をつけていきましょう。
  • わたしは エプロン - 空へ ひろげて

    わたしは エプロン。 なんだか いつも うれしいの。 おいしい スープさんや あまーい においの クッキーさんたちが できあがって ゆくところも みれるのよ。 やきたての パンさんたちが かごに  ゆったり すわって いるのも だいすき。 おめかしを した ケーキさんたちが テーブルに ふんわり すわって いるのも だいすきなの。 わたしは エプロン。 なんだか いつも たのしいの。 おそうじ しているのが ほんとうに ほんとうに たのしいの。 あっちも こっちも ピッカ ピカ に なって ゆくのを ずーっと みれるんだもの。 みーんな きれいに なって うれしそう なんだもの。 ありがとう って にっこり わらって くれるんだもの。 おにわの お花さんたちが おおきく なってゆくのも まいにち まいにち たのしみに しているのよ。 かわいい お花さんが さいたら まるで おとぎのくにの

    わたしは エプロン - 空へ ひろげて
  • かさを あげたいなぁ - 空へ ひろげて

    かさを あげたいなぁ。 エントツさんに たんぽぽいろの かさを。 ゆうびんポストさんに すみれいろの かさを。 ベンチさんには まっ赤な バラいろの かさが いいな。 お花さんたちには お空が みえるように すきとおった かさが いいよね。 それから... いしころさんたちには ゼリービーンズ みたいな いろんな いろの かさを。 そうしたら、いしころさんたち うれしくて うれしくて ぴょんぴょん はねるかも しれないね。 アリさんたちには ちいさな すずの ついた かわいい かわいい かさが いいな。 あるくたびに チル チロ チリン って なって たのしい だろうなぁ。 きっと、チル チロ チリン って ならしながら こびとさんの おうちへ あそびに ゆくよ。 のらねこさんには ぎんいろの かさに しよう。 お星さま みたいに キラキラ ひかって きれい だろうなぁ。 カバさんには お

    かさを あげたいなぁ - 空へ ひろげて
  • 子鹿の おはなし - 空へ ひろげて

    おはよう! ぼくは 子鹿 です。 まいにち まいにち とっても たのしい のです。 だって ぼくの まわりには うつくしい もので いっぱい なんだもの。 きれいな もので いっぱい なんだもの。 雨さんは ひとつぶ ひとつぶ が うまれたての やわらかな やわらかな 宝石 なんだよ。 そして、風さんは 虹いろに かがやく はごろも なの。 日ざしさんはね 神さまたちの うつくしい うつくしい きんいろの ことば。 泉さんは すきとおった きれいな おいのり なのです。 おともだちの きのこさんたちも お花さんたちも カエルさんたちも ぼくに こんにちは って きちんと りょうてを そろえて おじぎを してくれるの。 とびっきりの キラキラの えがおでね。 もう まぶしくって まぶしくって せかいじゅうが ひかりで いっぱいに なるほど なんだ。 それからね、 なかよしの こびとさんの お

    子鹿の おはなし - 空へ ひろげて
  • 虹は お空の かんらんしゃ - 空へ ひろげて

    虹は お空の かんらんしゃ です。 ななつの いろを きらめかせ やさしい こころで まわります。 きれいな こころで まわります。 みんなを のせて にこにこ にっこり まわります。 さかだちを して あおーい お空を みてるのは まあるい えがおの カバさんね。 しずかに おうたを うたってる のんびり えがおは キリンさん。 クルミで おてだま してるのは くりくり えがおの リスさん かしら。 とおくの とおくの きれいな 海を なかよく ならんで みてるのは バッタさんと あまがえるさんね。 めだかさんと タニシさんは おててを つないで 雪の お山を ながめてる。 ベンチさんは ぴょんぴょんと げんきに はねて たのしそう。 ゆうびんポストさんは うれしくて ハートの かたちに なりました。 エントツさんも うれしくて お花の かたちの けむりを つくり。 いしころさんは にこ

    虹は お空の かんらんしゃ - 空へ ひろげて
    hanpeita1973
    hanpeita1973 2019/06/04
    そういう見方があったか。
  • はるの 雲が うまれたよ - 空へ ひろげて

    はるの 雲が うまれたよ。 お空が うふっ って わらった ときに。 やさしく やさしく うまれたよ。 ふんわり ふんわり うまれたよ。 こねこさんの かわいい おうたが きこえたの? こいぬさんの げんきな おさんぽを みていたの? 小鳥さんたちの かわいい かくれんぼも みていたの? はるの 雲が うまれたよ。 お空が うふっ って わらった ときに。 やさしく やさしく うまれたよ。 ほんわり ほんわり うまれたよ。 お花さんの おじぎが かわいくて いしころさんの あくびが かわいくて アリさんたちの おいのりが かわいくて かわいくて お空が うふっ って わらったよ。 ぬいぐるみさんたちの あかるい ダンスが たのしくて こびとさんたちの げんきな たいそうも ちょうちょうさんたちの えんそくも メダカさんたちの うんどうかいも たのしくて たのしくて。 お空が うふっ って

    はるの 雲が うまれたよ - 空へ ひろげて
  • すなおな すみれ - 空へ ひろげて

    すみれ すみれ すなおな すみれ すなおな こころで 咲いている。 はーい って かわいい おへんじ ひとつして、 すなおな えがおで 咲いている。 すみれさん、 春 ですよ って 春かぜさんに よばれたのね。 すみれさん、 こんにちは って 小鳥さんにも よばれたのね。 すみれさん、 いっしょに あそぼう って よんだのは、 おともだちの こびとさん。 すみれさん、 いいおてんき だね って よんだのは、 なかよしの つくしさん なのかしら。 すみれさん、 咲いて くれて ありがとう って そおっと そおっと よんだのは、 はずかしがりやの いしころさんね。 すみれ すみれ すなおな すみれ 小川も やさしく うたってる すみれに うたって あげたくて。 日ざしも やさしく ひかってる すみれを つつんで あげたくて。 みーんな やさしく なっている 世界も やさしく なっている すみれ

    すなおな すみれ - 空へ ひろげて