ブックマーク / memushiri.hatenablog.com (10)

  • M-1グランプリ2023感想「論争なき楽しい漫才の面白い大会」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    M-1グランプリ2023の感想です。こんなブログは、考察でもなんでもなく、お屠蘇気分でセレナーデで読んでもらうものですからね。気持ちに余裕がある人が考えすぎだろって思いながら、読むものですよ。たかが漫才の大会の、たかが一視聴者の感想。それでは、張り切ってまいりましょう。 1組目 令和ロマン「少女漫画の謎」 少女漫画で、遅刻しそうな女の子が走って登校中に曲がり角でぶつかった男の子は、実は転校生だったというあるあるにおいて、女の子と男の子は同じ学校に向かっているはずなのに、進行方向が異なる二人が曲がり角でクロスし、ぶつかるんだったら「学校はどこ!?」となるというくるまが指摘した謎を考察していくというネタ。 まず、びっくりしたのは、ほんとつい最近まで、くるまがバカキャラで進行していくネタを主としていたはずだけれども、そうではなくなっていたことだった。くるまのバカキャラは、令和ロマンのYouTub

    M-1グランプリ2023感想「論争なき楽しい漫才の面白い大会」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
    hanyA
    hanyA 2024/01/05
  • 第一回 THE SECOND世界最速感想、或いは叩き台 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    THE SECOND、第一回が無事終わりましたね。僕はというと、空気階段の単独公演、ダウ90000の公演を観に東京行ってきて、ちょうど放送時間が帰りの飛行機のフライトにかぶるっているので、やっと見終わりました。帰宅の道中は、情報を遮断するために、ラジオを聴きつつ、帰宅すると、お風呂に入る間に、テレビを点けて再生する間に結果を見せられることのないように、お風呂に入っている間に、に再生画面を設定してもらって無事観終わりました。シャットアウトはともかく、この叩き台ブログ、そこまでしてやる必要あるのか、もう自分でも分かりません。自縄自縛が過ぎる。助けてくれ。強いて言うなら、相互フォローの人で、ウケてくれる人が1人は確定でいるから。いや、コスパ悪すぎるな。 さて、まず、この大会が、既存の賞レースを踏まえたうえでの大会であり、そのシステムが、芸人ファーストにて成り立っていることは、番組側からの取材

    第一回 THE SECOND世界最速感想、或いは叩き台 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
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    hanyA 2023/05/22
  • (完成版) M-1グランプリ2022感想「タイタンの一滴、親殺しを成す」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    マイブームは、コロナ禍お礼参りだ。コロナによって抑圧された日々の中で、ささやかな、しかしそれでいて重要な、生きるための活力となっていたものを積極的に利用するというものである。簡単に言えば、名店を再現したインスタントカレーをよくべていたのであれば、旅行の際に実店舗に足を運ぶみたいなことだ。折坂悠太の「トーチ」という曲が、とんでもなく名曲なのだが、ある日、地元でライブをするという情報を得た。しかも二日連続。折坂悠太はも好きなので、違う会場ではあるものの、そのような日程のライブは、子がいるために二人でライブを見にいくということが出来ない夫婦にとって、これ以上ない救済措置となる。 舘ひろし以来の免許が無いに自宅近くの会場を譲ることで互いに合意を得て、チケットを購入し、折坂悠太のホーミーに似た発声を真似しながら楽しみに待っていた。そんな折、折坂悠太だけに、そんな折、ふと、これM-1と日程かぶら

    (完成版) M-1グランプリ2022感想「タイタンの一滴、親殺しを成す」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
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    hanyA 2023/01/10
  • (作成中)M-1グランプリ2022感想「????の??、???を成す。」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    最近のブームは、コロナ禍お礼参りだ。これは、コロナによって抑圧された日々の中で、ささやかな、しかしそれでいて重要な、生きるための活力となっていたものを積極的に利用するというものである。簡単に言えば、名店を再現したインスタントカレーをよくべていたのであれば、旅行の際に実店舗に足を運ぶみたいなことに、そう名付けている。 折坂悠太の「トーチ」という曲が、とんでもなく名曲なのだが、ある日、地元でライブをするという情報を得た。折坂悠太はも好きな歌手であるのだが、おあつらえ向きに、会場は違うけれども、二日連続でライブをしてくれるということ。子がいるので、二人一緒にライブを見にいくということが出来ない夫婦にとって、これ以上ない救済措置だ。日程については、免許を取得していないに近くの会場を譲ることで互いに合意を得ることが出来た。そんな中、ふと、あれ、これM-1グランプリと日程かぶらねえか、ということ

    (作成中)M-1グランプリ2022感想「????の??、???を成す。」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
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    hanyA 2023/01/04
  • M-1グランプリ2022感想(宇宙最速或いは、叩き台) - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    今年のファイナリストを見た時、真っ先に思ったのは、敗者復活戦という寒空の下という舞台とおおよそ相性が悪いメンバーっぽいなということであった。ほぼ全組が、じめった発想系。原則、寒気に負けてしまう。働き方改革を無視したブラック舞台で辛酸を舐めさせられてきた漫才をフックアップすることで、さらなる漫才のアップデートと攪拌を目指す強い意志があると受け取ってしまう。 今日は、今年一番寒い日だ。東京60WATSの「外は寒いから」を聴きながら、野呂鍋をべて大人しく家にいるに越したことはない日であるが、そんな日に、暖かい部屋で見る、じめ発想漫才は最高かも知れない。 大会が進行し、ネタが披露され続けていくと、舞台上には、負のエネルギーが満ち満ちることになるが、が、故に、昨年の錦鯉のように、陽のエネルギーを持つ者が、這い上がってきた瞬間、一気に反転し、まくられる可能性も出てくる。 カベポスター「大声コンテスト

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    hanyA 2022/12/19
  • 食洗機を買ったことについて - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    以下の文章はが書きました。芸人界隈では嫁という言葉が当たり前になっているのに、俳優が言うと炎上するという難易度バラバラな炎上なのでこういう文章を載せること自体、リスクなような気がしますが、読んでいただけたら幸いです。ちなみに、僕自身も、もちろん、器洗いはずっとやっていて、だからこそ、早期の導入を訴えていました。そこを読み違えないでくださいね。そもそも他人の家庭の有りように口を出すということ自体が多様性から外れるということだと認識して、一回深呼吸してからお読みください。空気階段単独第四回の感想よりも、読まれたりしたら、嫉妬して消します。 ずっとまとめて書こうと思ってたけど書けずにいた食洗機について。 2020年1月に食洗機を買いました。機種はPanasonicのプチ洗という二人暮らし用サイズのNP-TCR4 初期費用は以下の通り 体    52,580 5年保証   2629 分岐水

    食洗機を買ったことについて - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
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    hanyA 2021/02/24
  • 『M-1グランプリ2019』はなぜ、過去最高の大会と言われているのか - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    一文なし、参上! 『M-1グランプリ2019』の感想を言い合う友達がいないので、感想ブログを書きました。 今年の『M-1』の目玉は何といっても、ファイナリストが一気に入れ替わりを見せたということで、ネタを見た事ないコンビも何組もいて、それだけで、『爆笑オンエアバトル』くらいしか情報がないころの『M-1』初期のように興奮させられ、絶対面白い大会になるし、荒れるぞ!となっていました。 実際、最高の大会でしたね。それでは感想スタートです。 1.ニューヨーク「ラブソング」 全く日の目を見ることが出来ない下積み時代というのはもちろん苦しいだろうが、すぐ売れると言われながら、どんどん同期や後輩に先を越されるのも、それはそれでつらいのじゃないだろうか。ニューヨークはそういうイメージがある。もちろん、ネタも面白いし、可愛げもあるように思えるがいまいち世間にそれが伝わらないという感じだったが、ここにきてやっ

    『M-1グランプリ2019』はなぜ、過去最高の大会と言われているのか - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
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    hanyA 2019/12/26
  • キングオブコント2019感想 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    台風で停電になってしまって、どうしたものかと思っていたのですが、実家で見てきました。父親はことあるごとに「好きずきだな」と言っていて、そらせやろとなりました。 『キングオブコント2019』の感想と総評です。 ・うるとらブギーズ「催眠」 台風で停電になってしまって、実家に帰って親と見るという最悪な環境もあったと思うのですが、コントの初動で乗りきれなかったということもあり、実はそんなに高得点にピンとこないネタでした。最初、マイクトラブルかと思わせるハテナマークを観客に浮かべさせつつの、樫の「喋っている人と一緒に喋ってしまう」というネタばらしが出てくるのだけれど、それが超能力なのか何なのかがひっかかってしまって、そこにもいまいち乗りきれなかった。もし超能力だとしたら、一回多く言うっていうことの整合性が取れないので、やっぱり何でそういう人なのかが分からないのが気になってしまった。数回見て良く感じ

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    hanyA 2019/09/24
  • 『M-1グランプリ2018』で立川志らくは何をどのように審査したのか。 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    『M-1グランプリ2018』を見ました。第一回大会からずっと見続けて来て、初めてリアルタイムで見ることが出来ませんでした。というのも、シソンヌのライブ『モノクロ』を見に行っていたからです。だから、よく聞く情報を遮断するという行為自体が初めてでしたが、無事に何も情報を得ないまま帰宅して、録画を再生することが出来ました。危なかったのは、会場で、絶対にネタバレをペラペラ喋る奴がいるなと思っていたので、開演の前後ギリギリまでラジオ聞いていたんだけど、同行した奥さんが言うには、僕の隣でやっぱり「ミキが敗者復活で言ったらしいよ」とネタバレを話している人がいたらしいのですが、それを始めとして避することが出来ました。冨樫漫画を読んでいて良かったです。 大会としては、芸風がバラけていて、いわゆる多牌ってやつで、誰が優勝してもおかしくない空気がビンビンで、それこそ、初期の大会のようでした。加えて審査員も、いろ

    『M-1グランプリ2018』で立川志らくは何をどのように審査したのか。 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
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    hanyA 2018/12/05
  • 『オールスター後夜祭’18秋』の「長嶋一茂の家の落書」と「範馬刃牙の家の落書」問題に感動した話。 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    無事、二回目が開催された『オールスター後夜祭’18秋』、最高でしたね。 最高は最高でも、何が最高だったかは人によって分かれる、そんな最高と最高のミルクレープでした。有吉の恫喝パロディ、キャンプとか合宿で泊まった翌朝に見るまだ眠そうな同級生ぽさがマンキンだったパーパーあいなぷぅのメガネ姿など、それは人それぞれだと思います。あと、日が経つにつれて、あいなぷぅ、やっぱそうでもなかったな、と思いはじめています。 僕が一番「最高かよ」となったのは、「長嶋一茂の家にない落書きは?」という問題から、「範馬刃牙の家にない落書きは?」という問題の流れですね。 長嶋一茂の家の落書きで一番有名な「バカ息子」という選択肢が、一問目とニ問目で、正答から誤答へと反転する。それがあまりにも見事で、あまりにも美しい。 「範馬刃牙の家にない落書きは?」という問題を良問たらしめている理由は何か。それはこの問題が、半端に知識が

    『オールスター後夜祭’18秋』の「長嶋一茂の家の落書」と「範馬刃牙の家の落書」問題に感動した話。 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
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    hanyA 2018/10/24
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