美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が先週、地元・愛知県の大村秀章知事の解職請求(リコール)運動を始めると発表した。昨年開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会会長を務めた大村氏には、多くの県民や日本国民が不信感を覚えているようだ。 芸術祭の企画展では、昭和天皇の写真をバーナーで焼き、その灰を足で踏み付けるような映像作品や、英霊を冒涜(ぼうとく)するような作品が公開されたという。 激怒した名古屋市の河村たかし市長をはじめ、全国から批判が殺到して企画展は一時公開中止となったが、大村氏は「表現の自由」を理由にして公開再開を認めた。 芸術家が自分の作品をプライベートな場所で公開するのは自由だが、私は県民や国民の心を傷つけるような作品を、税金を使って公共施設で公開することが正しいとは思わない。当然、「公共の福祉」による制限を受ける。大村氏は作品公開で傷ついた県民や国民に