廃炉になった高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)をめぐり、建物直下を活断層が通るとの新たな説を、中田高・広島大名誉教授らが10日、福岡市で始まった日本活断層学会で発表した。敷地内には核燃料が保管され、試験研究炉の新設も計画されていることから、十分な地震対策を取るよう訴えた。 もんじゅ直下の…
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廃炉になった高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)をめぐり、建物直下を活断層が通るとの新たな説を、中田高・広島大名誉教授らが10日、福岡市で始まった日本活断層学会で発表した。敷地内には核燃料が保管され、試験研究炉の新設も計画されていることから、十分な地震対策を取るよう訴えた。 もんじゅ直下の…
おととし、廃炉が決まった福井県にある「もんじゅ」の後継となる高速炉の運転を開始する時期について、国の作業部会は、「21世紀半ばごろ」を目標とする計画の案を示しました。福島第一原発の事故のあと、目標の時期が示されるのは初めてです。 それによりますと、もんじゅの後継となる高速炉について、「運転開始されることが期待される時期」を「21世紀半ばごろ」とし、その背景として通常の原発の燃料となるウランの需給の見通しなどから、「高速炉の本格利用が期待されるタイミングが21世紀後半」となる可能性があるとしています。 国は、福島第一原発事故の前に策定したエネルギー基本計画で、もんじゅの後継の運転開始を2025年ごろまでとしていましたが、今回、事故後初めて示した目標時期で計画を後ろ倒しにした形です。 また、骨子案では、電力の自由化や再生可能エネルギーの進展など、原子力を取り巻く環境には不確実性があるとしていて
廃炉が決まっている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子炉容器内を満たしている液体ナトリウムの抜き取りを想定していない設計になっていると、日本原子力研究開発機構が明らかにした。放射能を帯びたナトリウムの抜き取りは廃炉初期段階の重要課題だが、同機構が近く原子力規制委員会に申請する廃炉計画には具体的な抜き取り方法を記載できない見通しだ。 通常の原発は核燃料の冷却に水を使うが、もんじゅは核燃料中のプルトニウムを増殖させるため液体ナトリウムで冷やす。ナトリウムは空気に触れれば発火し、水に触れると爆発的に化学反応を起こす。もんじゅでは1995年にナトリウムが漏れる事故が起き、長期停止の一因になった。
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