2月21日、麻生太郎財務相(写真)は閣議後会見で、外国為替市場での円安進行に関し「(為替水準について)コメントすることはない」と語った。パリで2019年5月撮影(2020年 ロイター/Benoit Tessier) [東京 21日 ロイター] - 麻生太郎財務相は21日の閣議後会見で、外国為替市場での円安進行に関し「(為替水準について)コメントすることはない」と語った。新型コロナウイルス感染による肺炎拡大の影響について22、23両日にサウジアラビアの首都リヤドで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で議論する考えも示した。 G20では、足元の経済状況やデジタル課税など幅広い政策課題が議論の中心になると述べた。新型肺炎は世界経済のリスク要因のひとつとの認識も示し、「これも影響について議論される見込みだ」と語った。欧米から感染者拡大への懸念が強まっていることを巡って「(日本政