大学教員らで構成された「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」は11日、事前のネット投票で選ばれた「政治家による昨年の性差別発言」のワーストランキングを発表した。2年連続で麻生太郎副総理兼財務相が1位となった。 同会は8発言を候補に選び、年末年始にインターネット投票を実施。2位は安倍晋三首相だった。 ▽以下はランキングと発言内容(同会サイトから) ◆1位 麻生太郎財務大臣=2588票(34.1%) 「(日本人の平均寿命が延びたのは)いいことじゃないですか。素晴らしいことですよ。いかにも年寄りが悪いみたいなことを言っている変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子供を産まなかったほうが問題なんだから」(2019年2月3日、福岡県内での国政報告会) ◆2位 安倍晋三内閣総理大臣=1765票(23.2%) 「お父さんも恋人を誘って、お母さんは昔の恋人を探し出して投票箱に足を運んで」 (20