20日から緊急事態宣言などの対象地域が拡大されるなか、萩生田文部科学大臣は全国一斉の臨時休校を要請する考えはないという認識を改めて示しました。 萩生田文科大臣:「国から全国一斉の臨時休業を要請することは考えていません」 萩生田大臣は20日の閣議後の会見で「学びの保障や心身への影響などを考慮し、地域一斉の臨時休校については学校の設置者における慎重な検討が必要だ」と、これまでの方針を改めて述べました。 一方で「感染状況は地域で異なる。学級や学年の単位など必要な範囲で臨時休校を行うことは考えられる」として、各自治体が個別に夏休みの延長などを行うことは「尊重したい」との考えを示しています。