自民党の岸田派(宏池会)に所属する吉川赳(たける)衆院議員が10日、自身に関する週刊誌報道をめぐり、離党を申し出たことが分かった。自民は受理する方向で調整している。 吉川氏をめぐっては、5月に18歳の女子大生に飲酒させた上、高級ホテルの一室でともに過ごして現金4万円を支払ったなどと『週刊ポスト』が報じた。 これを受け、岸田派会長の岸田文雄首相(党総裁)は「報道は承知している。まずは本人が事実とはどうなのか、これを説明することが大事だ」と首相官邸で記者団に述べた。自民幹部からは吉川氏に出処進退の判断を促す声が上がっていた。