「愛子天皇」論は憲法無視 皇位継承で百地氏主張 2021年05月10日20時53分 「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する付帯決議」に関する有識者会議に臨む国士舘大学の百地章特任教授(中央)=10日午後、首相官邸 政府は10日、安定的な皇位継承の在り方を検討する有識者会合を首相官邸で開き、憲法の専門家4人からヒアリングを行った。百地章・国士舘大特任教授は天皇、皇后両陛下の長女愛子さまに言及し、女性・女系に反対の立場から「皇室典範は『男系男子』を要求しており、愛子天皇論は憲法と皇室典範を無視した議論だ」と主張した。 女性・女系天皇で容認意見 皇位継承策で有識者 ほかの3人はいずれも女系天皇を容認する立場を示した。宍戸常寿・東大大学院教授は「男系女系を問わず、日本国憲法施行時の昭和天皇の子孫であることが皇位継承の安定性にかなう」と指摘。岡部喜代子・元最高裁判事は「女系天皇は憲法違反では
立憲民主党は16日、「安定的な皇位継承を考える会」の会合を国会内で開き、国士舘大の百地章特任教授から意見を聞いた。山尾志桜里衆院議員によると、百地氏は旧宮家の男系男子の皇籍取得などの論点について説明した。同党は6月上旬をめどに女性宮家の創設、女系天皇・女性天皇の可否、退位制度の恒久化を中心に提言を取りまとめる予定だ。
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