沖縄にある「NPO共に生きるネットワークまなびやー」の木村浩子理事長(障碍をもつ画家)がコスタリカを訪問した際の手記です。コスタリカは永世中立国で、軍事費を持たない分、教育や社会保障が充実している国です。(2014年3月) *ページ制作担当:NPO理事の知足←青年海外協力隊・美術隊員としてコスタリカに赴任していた経験があり。訪問記を拝読し、コスタリカの人々の愛情深さを懐かしく思い出しました。 私は障害級5級の重度障害当事者で、沖縄県の離島に住んでいる。軍備を持たない国と聞かされていたコスタリカを感じ、この目で確かめたかった。しかしそのためにはかなりのハードな条件と協力者が必要とされ、約3年間の計画が必要だった。この旅は年齢的にいってかなりハードを要することを覚悟してのことだった。 しかし憲法が変えられようとしている今、私はこの旅を通して何かを考え伝えなければと思う。終戦直前、母と12才の私