肉も卵も美味、栄養価も高く値段もお高めな鳥、烏骨鶏は、羽毛は白と黒があるが、烏骨(カラスの骨)の名の通り、皮膚、内臓、骨に到るまで全部漆黒。腹黒どころか全部黒で、鳥界のダークマターのような存在だ。 品種は世界で数種類あるが特にアジアに多い。西洋諸国ではこの鳥はもっぱら観賞用に売られるが、中国では、不老不死の食材、”スーパーフード” として珍重されており、この鳥の陰の気が肺や血液、胃などにもいいと言い伝えられていた。実際、栄養学的にも優れており、一般的なニワトリより高価である。 羽毛をまとった烏骨鶏 この画像を大きなサイズで見る その羽毛をとると全部まっ黒 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る 2011年に発表された遺伝子研究によると、烏骨鶏特有の骨や皮を黒くするファイブロメラノーシスと呼ばれる過剰メラニン産生