【福田直之】三菱東京UFJ銀行とKDDIが出資するインターネット専用の「じぶん銀行」は2月中旬から、韓国通貨ウォン建ての外貨預金の取り扱いを始める。邦銀では初めて。「韓流ブーム」で韓国に興味をもった女性らの利用を見込む。 じぶん銀行はこれまで米ドル、ユーロ、豪ドル、人民元の4通貨の外貨預金を扱ってきた。今回、ウォンの取り扱い開始に合わせて、ブラジル・レアル、南アフリカ・ランド、ニュージーランド・ドルの3通貨も新たに外貨預金の対象に加える。 ウォン預金は当面、普通預金だけだが、今後定期預金も扱うことを検討する。1月4日時点でウォンに対する円相場は1ウォン=0.08円程度。預金金利は、韓国の政策金利(4日時点で2.75%)に連動して決まるため、現状ではゼロに近い円の預金金利より高くなるが、為替相場の変動によって得をしたり損をしたりする可能性はある。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただく