――だから映画を買うこともある。 森本:だけど何がエンターテインメントかは、それこそローカルによって違う。だからローカルとコアの間を行ったり来たりが自由にできるのが理想的なグローバル企業だとすれば、それは日本的なグローバル企業かもしれないですね。というのもP&Gとかインテルとか、いわゆるグローバル企業と言われている会社は、同じテンプレートを世界中に当てはめても通用している気がする。でも日本的なグローバル企業は、日本のやり方を「はい」と差し出しても、「いらないよ」と言われかねない。 瀧本:アメリカという国自体、そもそも普遍国家みたいなところがあります。中学の頃にアメリカのマーケティングの教科書を読んだら、必ず、セグメンテーションという概念が必ず出てくる。かつての日本はわりと均一的で、テレビでドカッと宣伝すれば売れたから、僕はそんなにたくさんセグメントがあるとは意識できなかった。 でもアメリカ
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