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ブックマーク / mandanatsusin.cocolog-nifty.com (3)

  • マンガキャラとしてのムハンマド(その2) - 漫棚通信ブログ版

    (前回からの続きです) もうひとつの学習マンガの雄、学研はどうだったでしょう。 ●『学研のまるごとシリーズ まんが世界の歴史5000年』(1992年学習研究社、amazon、bk1) 1992年発行のこのには、ムハンマドの肖像画の写真は掲載されていました。しかしマンガのなかで彼の顔は薄墨で黒っぽく塗られていて、顔がありません。逆光描写の継承です。 ただしこの、のちの版になりますと、ムハンマドの肖像画まで消されるようになりました(わたしが確認したのは1999年6月3日発行の第19刷)。 1990年代の学研は、迷っていたようです。ちょっと驚くのですが、このようなも発行していました。 ●『学研まんが 世界の歴史 7巻 イスラム帝国と預言者マホメット』(1992年学習研究社、amazon、bk1) はっきり申しまして学習マンガのシリーズとしては、集英社版よりこの学研版のほうが、わたし好きです

    マンガキャラとしてのムハンマド(その2) - 漫棚通信ブログ版
  • マンガキャラとしてのムハンマド(その1) - 漫棚通信ブログ版

    マンガはこの世のあらゆる事象をマンガにしてしまおうとしてきました。ムハンマドの生涯も劇的ですから、もちろんマンガの題材になりえます。しかしイスラム教スンニ派では神や預言者を絵にすることを禁じています。それでは、ムハンマドはマンガでどのように描かれてきたのでしょうか。 ◆ どこの図書館にも小学校にも置いてあるのが学習マンガ。学習マンガが世界史を扱おうとするなら、ムハンマドは無視できません。 まずは集英社、1980年代のものから。 ●『集英社版・学習漫画 世界の歴史人物事典』(1984年集英社、amazon、bk1) これは現行のものより、ひとつ古いシリーズになります。1984年に出版されたこのマンガ事典では、マホメット=ムハンマドについて2ページのマンガが掲載されていますが、とくに表現に特殊なものがあるわけではありません。 このにはムハンマドの肖像画の模写も載ってますし、マンガのなかで

    マンガキャラとしてのムハンマド(その1) - 漫棚通信ブログ版
  • 酒井法子とは何だったのか - 漫棚通信ブログ版

    それにしてもNHKの19時のニュースでトップてのはどうなんだ。 一連の事件がどういう結末になるか、だれも知らない時点でもうしわけないのですが、「マンガ的には」酒井のりピーとは何だったのか。 酒井法子の顔、とくにその目がすべて。彼女の目は大きすぎず小さすぎず、まさに微妙なバランスで形成されています。 酒井法子が登場するまでは、日アイドルの目は大きければ大きいほど良いと考えられていました。また日マンガの女性キャラも、ひたすら大きい目をめざしていたのです。 ところが。酒井法子が登場し、その目を見たとき、日人はアジア人として理想の目の大きさを発見したのではないか。 彼女の目のバランスをマンガ化したのは、桂正和。彼が描くすべてのヒロインが、酒井法子です。 1990年代以後、酒井法子が香港、台湾中国で人気になったのも、彼女の顔の造作のためでしょう。わたしは、台湾イラストレーター、陳淑芬/平

    酒井法子とは何だったのか - 漫棚通信ブログ版
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