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ブックマーク / www.cinra.net (20)

  • 星野源が語る、創作の原点 「ものづくり」を通じて他者と向き合う | CINRA

    スタジオでギターやドラム、マリンバを意気揚々と演奏する星野源と、そんな星野の周りに表れるマリオのキャラクターたち……。もう既に、去年から放送されている『スーパーマリオブラザーズ』35周年記念CMを見た人も多いのではないだろうか。あのCMで流れていた星野源の新曲“創造”のフルバージョンが、遂にリリースされた。 『第71回NHK紅白歌合戦』でも素晴らしい演奏を披露した“うちで踊ろう”や、“折り合い”など、2020年は聴き手に寄り添うような穏やかな曲を世に放ってきた星野だが、“創造”は一転、自身の衝動を感じさせる、ハイテンションな1曲。星野自身、「じっくりと時間をかけた楽曲制作は久しぶりです」とコメントを出しているように、音楽そのものを喜び、楽しみながら生み出されたことが伝わってくる濃密な新曲だ。 ゲームフリークとしても知られる星野が長年愛し続けてきた任天堂作品とのコラボレーションということもあ

    星野源が語る、創作の原点 「ものづくり」を通じて他者と向き合う | CINRA
  • ミヒャエル・ハネケの映画術に迫る特集、日本初上映の記録映画も | CINRA

    ミヒャエル・ハネケ監督の特集上映『ミヒャエル・ハネケの映画術』が、11月21日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。 1989年に『セブンス・コンチネント』でデビューを果たしたミヒャエル・ハネケ。2001年に『ピアニスト』で『カンヌ国際映画祭』グランプリを受賞したほか、『白いリボン』『愛、アムール』の2作連続で同映画祭のパルムドールを受賞している。 『ミヒャエル・ハネケの映画術』の上映作品は、日初上映となる『ドキュメンタリー:映画監督ミヒャエル・ハネケ』に加え、『ベニーズ・ビデオ』『ファニーゲーム』『ピアニスト』『白いリボン』の5作品。10年間にわたってハネケに密着した『ドキュメンタリー:映画監督ミヒャエル・ハネケ』は、ハネケ自身や監督作の出演者へのインタビューを交えながら、『愛、アムール』や大学での演劇ワークショップの様子などを通してハネケの映画理論と演出術を紐解く

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  • フランス映画はなぜ世界に注目される?『フランス映画祭』に学ぶ | CINRA

    数々のフランス映画の話題作が初公開され、今年も大盛況のうちに幕を閉じた『フランス映画祭』(6月26~29日)。12の上映作品に共通していたのは「自分とは異なる他者を、人はどのように受け入れていくか?」というテーマ。聾唖の家族を描き観客賞を受賞した『エール!』や、女装して精神的にも女性に近づいていく主人公を捉えたフランソワ・オゾンの『彼は秘密の女ともだち』、イスラム過激派の弾圧に苦しみながらも音楽を愛し続ける父と娘の姿をおさめた『ティンブクトゥ(仮題)』など、移民大国でもあるフランスならではの「違いへの寛容と受容」を描いた作品がラインナップされた。 CINRAでは、『フランス映画祭』を主催するユニフランス・フィルムズ代表のイザベル・ジョルダーノに取材を敢行。ジャーナリスト出身である彼女に、今年で23年目を迎えた同映画祭について、フランス映画界の現在について、さらには「カナダのフランス語圏出身

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  • 人と「化け物」の親密な関係探る『化け物展』、古今東西の作品集結 | CINRA

    企画展『化け物展』が、8月1日から青森・青森県立美術館で開催される。 同展は、地域性や時代性、その時代ごとの人々の精神性などが反映された古今東西の「化け物」を題材にした作品を展示し、人間と化け物の親密な関係を探る展覧会。古くから行われているヨーロッパの様々な祭りに登場する獣人を撮影したシャルル・フレジェの『WILDER MANN』をはじめ、河鍋暁斎や歌川芳藤、月岡芳年らが幕末から明治前半期に描いた子ども用の「おもちゃ絵」、荒川朋子ら5人の現代美術作家が考える「現代の化け物」などが展示される。 また、会期中にはワークショップをはじめとした様々な関連イベントも企画されている。各イベントの詳細は、オフィシャルサイトをチェックしよう。

    人と「化け物」の親密な関係探る『化け物展』、古今東西の作品集結 | CINRA
  • 高橋幸宏×Bose対談 音楽家のあり方と連動するフェス文化の成熟 | CINRA

    「野外フェス」というものは、もはや、若者だけの場所ではない。もともとの言葉の意味である「祭り」がそうであるのと同じように、そこには大人から子どもまで、様々な世代の人たちが集うようになってきている。15年ほど前、『FUJI ROCK FESTIVAL』や『SUMMER SONIC』がスタートして数年の頃には、そんな光景は見られなかったが、今や親子連れの姿も増え、野外でのんびりと音楽を楽しむ人たちが増えてきている。 今年で8年目を迎えた『WORLD HAPPINESS』は、30代や40代以上の家族連れも足を運ぶ「大人のフェス」として定着してきている。都心でありながら、緑深い森林に囲まれた会場。参加者にはレジャーシートが配られ、のんびりとピクニック気分で一日を過ごすこともできる。キュレーターをつとめる高橋幸宏は、果たしてどんな場を作ることをイメージしてきたのか? 2009年、2011年に続いての

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  • 「バイオレンス映画の巨匠」サム・ペキンパーの生涯に迫るドキュメンタリー映画 | CINRA

    映画監督サム・ペキンパーの生涯を追ったドキュメンタリー映画『サム・ペキンパー 情熱と美学』が、9月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。 映画『ワイルドバンチ』『わらの犬』『戦争のはらわた』『荒野のガンマン』などで知られるペキンパー。革新的なバイオレンス描写を駆使した作品で「バイオレンス映画の巨匠」と称されると共に、狂気や孤独、人生の悲哀なども描いた作品を残し、1984年に59歳で逝去した。 『サム・ペキンパー 情熱と美学』には、晩年のペキンパー自身に加えて、俳優や映画製作者、家族らが出演。厳格な法律家の家に育った少年時代から、詩を愛する繊細な青年時代、アルコールや薬物依存に苦しんだ晩年まで、ペキンパーの生涯を浮き彫りにしていく。監督を務めたのは、ペキンパーに関する書籍『PASSION & POETRY SAM PECKINPAH IN PICTURES』の

    「バイオレンス映画の巨匠」サム・ペキンパーの生涯に迫るドキュメンタリー映画 | CINRA
  • くるりが『TEAM ROCK』&『THE WORLD IS MINE』再現ライブ、13会場巡る | CINRA

    くるりのコンセプトライブ第2弾『くるり 20th ANNIVERSARY「NOW AND THEN vol.2」』が、11月2日から全国13会場で開催される。 『NOW AND THEN』は、くるりが2016年にバンド結成20周年を迎えることを記念するコンセプトライブ。今年4月に東京と大阪で第1弾となる公演が行われ、1stアルバム『さよならストレンジャー』、2ndアルバム『図鑑』の再現ライブが披露された。 第2弾となる今回の公演では、2001年に発表された3rdアルバム『TEAM ROCK』と、2002年に発表された4thアルバム『THE WORLD IS MINE』を再現するという。ファンクラブ会員向けのチケット先行予約は6月17日18:00から受け付ける。オフィシャルサイト先行予約は7月17日12:00、一般発売は9月26日からスタート。 『くるり 20th ANNIVERSARY「N

    くるりが『TEAM ROCK』&『THE WORLD IS MINE』再現ライブ、13会場巡る | CINRA
  • マイケル・ファスベンダーが被り物を脱がない謎のバンドマン演じる映画『FRANK』 | CINRA

    被り物を脱がない奇妙なバンドマンの心の素顔を描いた映画『FRANK -フランク-』が、10月4日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。 同作は、ひょんなことからあるバンドに加入することになったジョンと、そのバンドのリーダーである奇妙な被り物男「フランク」を巡る物語。バンドメンバーから尊敬され、破天荒なフランクの魅力にジョンも次第に惹かれてくようになる。アメリカのショーケースイベント『SXSW』に招かれたが、突如様子がおかしくなったフランクによってバンドは解散の危機を迎えてしまう。 イギリスでカルト的人気を誇った音楽コメディアン、フランク・サイドボトムをモデルにしたフランク役を演じるのは『それでも夜は明ける』でアカデミー助演男優賞にノミネートされたことも記憶に新しいマイケル・ファスベンダー。劇中では歌声を披露しているほか、ノイズ系バンドとして様々な楽器を演奏している

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  • ラース・フォン・トリアー新作は「色情狂」の女性を描く4時間の大作、日本公開決定 | CINRA

    ラース・フォン・トリアー監督の新作映画『ニンフォマニアック』の日公開が決定。第1部が10月11日から、第2部が11月1日から東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。 『奇跡の海』で『カンヌ国際映画祭』審査員特別グランプリに輝き、Bjork主演の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で同映画祭パルムドールを獲得したほか、『アンチクライスト』『メランコリア』など極限下における愛の形を描く数々の問題作を発表してきたラース・フォン・トリアー監督。「女性のセクシュアリティ」をテーマに据えた同作は、自らを「色情狂」と自覚する女性・ジョーの半生を、1部と2部で約4時間にわたって描いた作品となる。 詩的かつ滑稽な半生を語るジョー役をシャルロット・ゲンズブールが演じるほか、道で倒れていたジョーを介抱し、話に耳を傾ける年配の独身男セリグマン役をステラ

    ラース・フォン・トリアー新作は「色情狂」の女性を描く4時間の大作、日本公開決定 | CINRA
  • 山口冨士夫を追う映画『皆殺しのバラード』、老いや病魔の中で活動し続けた晩年を映す | CINRA

    山口冨士夫を追ったドキュメンタリー映画『山口冨士夫/皆殺しのバラード』が、8月9日から東京・新宿のシネマート新宿で公開される。 1960年代にグループサウンズのバンド「ザ・ダイナマイツ」のギタリストとして活躍し、1970年代に結成した村八分で日におけるロックの礎を築いた山口冨士夫。村八分解散後は、裸のラリーズやTEARDROPSといったバンドやソロで活動し、昨年8月に他界した。 山口の晩年を追った同作は、老いや病魔と闘いながらライブ活動を続ける姿を手持ちカメラ1台で撮影したライブドキュメンタリー作品。撮影・監督を、BOREDOMSのライブに密着した『77BOADRUM』や、bloodthirsty butchersのドキュメンタリー『kocorono』といった作品で知られる川口潤が手掛けた。なお、同作は東京で1週間のレイトショーとして公開された後、大阪・十三の大阪第七藝術劇場や愛知・名古

    山口冨士夫を追う映画『皆殺しのバラード』、老いや病魔の中で活動し続けた晩年を映す | CINRA
  • 水木しげるの「水木プロ」が調布パルコ25周年をお祝い、鬼太郎登場のビジュアル制作 | CINRA

    水木しげるの「水木プロダクション」と調布パルコのコラボレーションが、5月23日から展開されることがわかった。 調布市に50年以上在住し、名誉市民にも選ばれている水木しげる。今回のコラボレーションでは、5月25日から開催される調布パルコの開店25周年セール『PARTYSALE』のメインビジュアルを水木プロダクションが制作している。使用されているイラストは、調布市図書館が発行している『図書館だより』のために描き下ろした作品とのこと。ポスター掲出は5月23日から調布パルコ館内および同店近郊でスタートする予定だ。 さらに5月25日に同店で5,000円以上買い物をすると、先着700名に目玉おやじをデザインしたトートバッグが贈られるほか、パルコアラ、鬼太郎、娘の着ぐるみ写真撮影会実施時には鬼太郎などのキャラクターをデザインしたポストカードも配布される。 (画像:©水木プロ)

    水木しげるの「水木プロ」が調布パルコ25周年をお祝い、鬼太郎登場のビジュアル制作 | CINRA
  • 演劇も音楽も極めたケラリーノ・サンドロヴィッチが憧れる人 | CINRA

    ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)が主宰する劇団・ナイロン100℃が、4月10日から青山円形劇場で『パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~』を上演する。同作は、日現代演劇の父とされる岸田國士の戯曲8篇をコラージュしたもので、衣裳監修をモダン着物のカリスマ・豆千代が、振付をイデビアン・クルーの井手茂太が担当。円形劇場の特性を活かしたパノラミックな和装劇となりそうだ。 昨今は、新生ナゴムレコードを立ち上げたり、鈴木慶一とのユニット「No Lie-Sense」や「ケラ&ザ・シンセサイザーズ」の新作をリリースするなど、音楽活動も再び盛んになってきているKERA。演劇人として広く認知されながらも、現役のミュージシャンとしてフレッシュな作品を世に送り出している彼に、新作の構想や今後の音楽活動について話を聞いた。 岸田の戯曲は、人生の複雑さや実存的な問題を扱っているけど、それを楽

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  • 宮崎駿監督がEテレで半藤一利と対談、『風立ちぬ』から昭和史まで語る1時間 | CINRA

    宮崎駿監督が、8月3日22:00から放送されるNHK Eテレのインタビュー番組『SWITCHインタビュー 達人達(たち) 宮崎駿×半藤一利』に出演する。 7月20日から全国公開中の新作アニメーション映画『風立ちぬ』でも話題を集めている宮崎監督。同番組では『日のいちばん長い日――運命の八月十五日』『ノモンハンの夏』などの著書で知られ、日の近現代史に詳しい作家の半藤一利が、独自の視点から「宮崎版昭和史」を読み解いていく。『風立ちぬ』の話題から、プロの声優を起用しない理由や『となりのトトロ』秘話まで、1時間にわたって宮崎の創作の秘密に迫る。 『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』は第一線で活躍する異分野の「達人」同士がお互いの仕事の現場を訪ね合い、それぞれに共通する方法論や成功へのヒントを探っていくインタビュー番組。テーマ曲には椎名林檎が同番組のために書き下ろした“孤独のあかつき”が使

    宮崎駿監督がEテレで半藤一利と対談、『風立ちぬ』から昭和史まで語る1時間 | CINRA
  • 『FREEDOMMUNE』にZAZEN、にせんねん、ORE、初音階段ら約20組追加 | CINRA

    7月13日に千葉・幕張メッセで開催されるオールナイトイベント『FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013』の追加出演者が発表された。 今回発表されたのは、ZAZENBOYS、にせんねんもんだい、OPEN REEL ENSEMBLE、初音階段、DJ陣のKENSHU、RODOLPHE COSTERの6組。さらにVJやライブストリーミング陣のTYMOTE、Maxilla、Yasuhiro Kobari、yasuda takahirio、ogaooooo、DOMMUNE FUKUSHIMA!、BENZENE by VMTT、NOISE ELEMENT、KRAK、rokapenis、SphinkS、visual and echo japan、DOMMUNE VIDEO SYNDICATEらも追加された。 また、会場が4つのライブステージとトークブース、ギャラリーの6

    『FREEDOMMUNE』にZAZEN、にせんねん、ORE、初音階段ら約20組追加 | CINRA
  • Daft Punk“Get Lucky”日本独自PV公開、ダンディ坂野、林修、ラッキィ池田ら出演 | CINRA

    日5月22日に国内盤がリリースされたDaft Punkのニューアルバム『Random Access Memories』から、シングル曲“Get Lucky”の日オリジナルミュージックビデオが公開された。 YouTubeで公開中の同映像には、タイトルの“Get Lucky”にちなんで、一発芸「ゲッツ」で一世を風靡したタレントのダンディ坂野と振付師のラッキィ池田が出演しているほか、冒頭には「昔の夢はギタリストだった」という東進ハイスクール講師の林修も登場。なお、同映像には5月18日に東京・笹塚ボウルで開催されたリスニングイベントに参加した来場者たちの映像も使用されている。同作のリリースを記念する企画「日ダフト・パンク化計画」が、ソニーミュージック洋楽のオフィシャルfacebookページで実施されている。 『Random Access Memories』は、Daft Punkにとって200

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  • アニメシーンを逆走する『惡の華』 しのさきあさこ×長濱博史対談 | CINRA

    閉鎖的な山村に生きる平凡な少年少女たちに芽生える、仄暗いエロティシズムへの劣情とその爆発。押見修造原作の漫画『惡の華』はその禁忌を感じさせるテーマから熱心なファンに愛されている。しかも2013年4月より放映開始したテレビアニメは、いわゆる「萌え」のようなありがちな表現とは対極のものを作り上げ、同作はさらに話題を集めることになった。実写撮影を利用して生の淫靡さと不気味さを同居させた特異な映像、エンディングに流れるASA-CHANG&巡礼“花 -a last flower-”の禍々しい響き、そして組曲として全4曲が用意されたオープニング。どこまでもハードコアな表現は今どきのアニメには見られないものばかりだ。オープニング曲を手がけたのはバンド「宇宙人」のしのさきあさこ。神聖かまってちゃんのの子や後藤まり子、南波志帆らがゲストボーカルとして参加し、奇矯なアレンジワークの冴える楽曲はどのように作られ

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  • 電気グルーヴがサブカルチャーに残した爪あと | CINRA

    やっぱり、電気グルーヴみたいなグループ、他のどこを探してもいない。3年半ぶりの新作アルバム『人間と動物』を聴くと、改めてそう痛感させられる。全曲歌モノ、80年代ニューウェーブ感満載のサウンド、ナンセンスな歌詞――。しかし、そうやって要素を並べてみても、その音の格好良さ、ふつふつとこみ上げてくる面白さは、上手く説明できない感がある。「『WIRE』を主宰し日のテクノシーンを牽引する石野卓球」「CMやバラエティ番組、映画でも活躍するピエール瀧」というプロフィールこそ知られていても、それだけでは二人が電気グルーヴとして集まったときに生まれる不思議な爆発力を伝えられないような気もする。5年ぶりの全国ツアー『ツアーパンダ』も始まった今、改めて「電気グルーヴとは一体何なのか?」、そして「今の10代に電気グルーヴのヤバさを伝えるとしたら、果たしてどうすればいいか?」というテーマのもと、臨んだインタビュー

    電気グルーヴがサブカルチャーに残した爪あと | CINRA
  • 菊地成孔 1万字インタビュー | CINRA

    インタビューは、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の新作を発端に、「わかりたいあなたのためのCINRA的・菊地成孔入門」として構想された。博覧強記の音楽家・菊地成孔の正体を見極めよう、という目論見である。しかし、その狙いは見事に外れてしまった。鋭敏な感性と精緻な知性に裏打ちされた、音楽・ダンス・映画等々に関する膨大な固有名詞を台風の様に巻き込んでいく彼の言葉は、吐き出されるとともに地平線の向こうへと消えていった。あっという間に。彼に追いつくことは生半可ではなかったのだ。それでいて、親しみやすいアニキのような雰囲気をたたえた彼。なぜか「一緒に飲みながら話を聞いてる」錯覚にも襲われてくる稿、ぜひ「右手に哲学書、左手にビール」をご用意いただきお読みください。 (インタビュー・テキスト:木村覚 写真:柏井万作) ダンスとダンスミュージックの「特殊域」を模索しています ―菊地成孔とペペ

    菊地成孔 1万字インタビュー | CINRA
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    スキルアップしたい 若手が活躍できる フレックス 未経験 新卒 アートが好き ファッションが好き 音楽が好き 映画が好き 自由な働き方 リモート面接・説明会可 リモートワーク実施中

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