無人島に漂流した彼女たちが見たのは、人を狙う、人に似たパーツを持つ異形の化け物だった―。 美しくも不気味な雰囲気が印象的な菅原キクさんの漫画、「マザーグール」をご紹介します。あらすじや感想を書くなかで、1巻までのネタバレを含むことをご容赦ください。 「マザーグール」あらすじ 「マザーグール」感想 細部まで描き込まれた美しいイラスト 緩急のある展開 宗教的な要素が随所にある 「マザーグール」詳細 さいごに いっき読みするなら「イーブック」がお得! <スポンサーリンク> 「マザーグール」あらすじ 無人島に流れ着いたお嬢様校の生徒たちが、島に住む化け物に襲われるパニックホラー漫画。 主人公・桐島朔也(きりしま さくや)が目覚めた場所は無人島の砂浜だった。修学旅行へ向かう途中で船が難破し、朔也を含む一部の生徒が孤島へ流れ着いたのだ。 そこで彼女を介抱していたのは、学内で落ちこぼれといわれている楓子