ブックマーク / kihiminhamame.hatenablog.com (687)

  • [11]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~金平大勝利~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 斯くて金平ハ、化け物を悉《こと/゛\》く切り散らし、古狸《ふるだぬき》、大貉《おおむじな》を生け捕りけるこそ、心地良き。 是ゟ化け物出ざりけり。 「貉めハ、打《ぶ》ち殺した。 是から汝《うぬ》を縛つて、見世物《みせもの》と出るぞ」 「もふ化けませぬ、お助け/\」 【現代語訳】 こうして坂田金平は、化け物を残らず斬り散らし、古ダヌキ[三つ眼]と大ムジナ[見越大坊主]を生け捕りにしました。 スカっとしますね。 これから化け物は出なくなりました。 坂田金平 「ムジナの奴はぶち殺した。 これからお前[タヌキ]を縛って、見世物《みせもの》にするぞ」 タヌキ 「もう化けませんから、お助け下さい」 【解説】 はい、化け物は金平にあっさり退治されてしまいま

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    harienikki
    harienikki 2022/11/08
    金平さんが強すぎるのか?化け物が弱すぎるのか?案外簡単に片付いてしまって拍子抜けです。
  • [10]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~金平VS雪女~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 其れゟ金平、化け物ゝ出る所へ行き、試し見るに、話に違《たが》わず、大坊主を始め、様/゛\の化け物出けれども、ちつ共《とも》騒がぬ所。 「金平も雪転ばしゼふか」 ひうどろ/\/\、大雪さつと押し分け、雪女現れ出づる。 富川房信筆 【現代語訳】 それから坂田金平は、化け物が出るという所に実際に行ってみると、噂通りに見越大坊主を始めとして、様々な化け物が出てきましたが、金平は少しも騒ぎませんでした。 骨女 「金平も雪転がしして遊ぼうよ」 ひゅうどろどろ[化け物が出る時の擬音]、大雪をさっと押し分け、雪女が現れました。 【解説】 さあ、いよいよ、坂田金平と化け物の対決です! 見越大坊主を始めとした色々な化け物が出てきたと文にはありますが、挿絵では

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    harienikki
    harienikki 2022/11/07
    雪女さん❗️デカすぎ。何気に骨女がユーモラスで憎めない感じです。(^◇^;)
  • [9]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~化け物の噂話~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 「いやも、化け物で此の頃ハ一つ往来が御座らぬから」 「昨夜《よんべ》も甚五郎と庄屋殿が見て、絶入《ぜつじ》し召さつたげな」 「何でも大きな坊主だそうな」 金平、傍らの酒屋へ立ち寄り、酒を強《したゝ》か呑《の》ミ、里人の話を聞く。 金「小僧、一重《いちじう》ばかり貸してくれ」[?] 「アゝ、おつかない事だ」 「寄るも集《たか》るも、化け物の気味の悪い話」 【現代語訳】 里人A 「いやもう、化け物が出るせいで、最近は通行人が全くござらん」 里人B 「昨夜も甚五郎と庄屋殿が化け物を見て、気を失ったそうな」 里人C 「なんでも、大きな坊主の化け物だそうだ」 坂田金平は、そこにあった酒屋に立ち寄り、酒をいっぱい吞みながら、里人の話を聞きました。 坂田

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    harienikki
    harienikki 2022/11/06
    金平さんはお酒を飲んだほうが強いのでしょうか(^O^)
  • [8]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~見越大坊主、里人を驚かす~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 見越大坊主、此処彼処《こゝかしこ》に現れ、往来を驚かす。 「何と愚僧《ぐそう》が一流の化け様《やう》を見たか。 あゝ、つがもない」 「舐めてやらふ」 「そりや、話の大坊主めが出たハ」 「あゝ、怖や/\/\」 里人、気を失ふ。 案山子《かゝし》、化ける。 【現代語訳】 見越大坊主は、あちらこちらに現れ、通行人を驚かします。 見越大坊主 「どうだ、ワシの自慢の驚かし方を見たか。 ああ、つがもない[市川団十郎の決めゼリフ。「バカバカしい」「つまらない」の意]。 舐《な》めてやろうか」 里人A 「うわあ、噂の大坊主が出た!」 里人B 「ああ、怖い、怖い、怖い」 里人[村人]は気を失いました。 案山子《かかし》も化けています。 【解説】 見越大坊主は

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    harienikki
    harienikki 2022/11/06
    私が里人でもこれをみたら気絶するかも。金平を誘き寄せて、さぁ、どうしましょう。なんか見越さんと三つ目さんはボコされそうですわ。(^。^)
  • [7]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~狐火ちらちら~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 金平目を覚まし、彼の腕を斬《き》つて落とすと思ひしが、俄《にハ》かに空、掻《か》き曇り、大風、大雨、凄《すさ》まじく、狐火《きつねび》少しちらめきけり。 【現代語訳】 金平は目を覚まし、その大きな腕を斬って落としたと思ったら、急に空が曇り、すさまじく大風が吹き、大雨も降り、狐火が少しちらつくのでした。 【解説】 下巻の始まりです。 顔をなでられた金平は目を覚まし、大きな腕に斬りかかるのですが、腕は消え、悪天候を引き起こして、化け物は逃げてしまいます。 狐火[キツネが口から吐くという、火の玉の一種]が出たという事は、この腕の正体はキツネだったのかしら??? どうやったら三つ目火が出せるようになるのかな?!ヾ(๑╹◡╹)ノ" 君の服に油をしみこ

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    harienikki
    harienikki 2022/11/04
    さすが化け物,切っても切れない…😅それにしても不穏な空気になってきましたね。(^O^)
  • [6]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~大きな腕が金平を襲う~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 其れより坂田金平、とある辻堂の辺《ほとり》にて、酒を強《したゝ》か呑《の》ミ、高鼾《たかいびき》にて寝入る。 斯ゝる所に、大の腕をぬつと出し、坂田が顔を撫《な》でる。 【現代語訳】 それから坂田金平は、とある辻堂の辺りで、酒をたくさん飲み、大きいイビキをかいて、ぐっすり寝ました。 そこに、化け物が、辻堂から大きな腕をぬっと出し、金平の顔をなでました。 【解説】 ついに化け物が金平の前に現れましたヾ(๑╹◡╹)ノ" しかも、金平は酔っぱらって寝入っていますヾ(๑╹◡╹)ノ" たぶん、山賊からせしめた酒を飲んだのでしょうね(笑) 金平ピンチ! ちなみに、以前に出てきた大きな腕は、キツネが化けた物でした。 kihiminhamame.hatena

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    harienikki
    harienikki 2022/11/04
    毛むくじゃらの大きな手ですね。そのブレスレットが当たったら金平さんも痛いでしょう。でも寝ている敵にナデナデする攻撃って、本当に弱そうですわね。(^O^)
  • [5]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~坂田金平が強すぎるのか、山賊が弱すぎるのか~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 扨《さて》も、山賊は金平を剥がんと大勢掛ゝりしが、坂田が武勇に恐れ、様/゛\馳走《ちそう》して、国境《くにざかい》まで送る。 「弱い奴らだ」 「アゝ息が弾む。 ちと肩を替えよふ」 「静かに/\、よい/\、わい/\」 「アゝ肩が滅入る様《やう》だ」 富川房信筆 【現代語訳】 さて、山賊は坂田金平の身ぐるみを剥ごうと、大勢で飛び掛かりましたが、金平の武術の強さに恐れおののいて、さまざまな お・も・て・な・し をして、国境まで送り届けました。 坂田金平 「弱いやつらだ」 山賊AB 「ああ、息が切れる、重いからちょっと担ぐ肩を替えよう」 山賊C 「静かに静かに、よいよい、わいわい」 山賊D 「ああ、肩にめり込むぐらい重い」 【解説】 山賊は坂田金平

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    harienikki
    harienikki 2022/11/02
    やはり金平は山賊をボコしましたね。(^ ^)さて見越入道と三つ目はどうなるのでしょう。楽しみです。
  • [4]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~坂田金平登場~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 扨《さて》も、四天王の随一、坂田金平《さかたのきんぴら》、武者修行に立ち出で、此処彼処《こゝかしこ》の国/\を巡りしが、手に立つ者も非《あら》ざれバ、信濃ゝ国の山奥へ心ざし来る。 「きり/\、縕袍《わんばう》を脱いで渡せ/\」 「何だ、俺に酒手を呉《く》れろか。 先《ま》づ、汝《うぬ》らが首から先へ出せ 不届き[?]な野郎だ」 「童《わつぱ》め[わつ始め?]、びくしやくすると、善光《ぜんかう》、飯縄《いゝずな》[線香《せんかう》いらずに?]回り[?]と出るぞ」 「喧《やかま》しい、早く畳《たゝ》んで片付けろ」 【現代語訳】 一方、子四天王[頼光四天王の子]のトップ、坂田金平《さかたのきんぴら》は、武者修行に出て、あちらこちらの国々を巡ったの

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    harienikki
    harienikki 2022/11/01
    「畳んじまえ」はまぁ分かるのですが、その前の脅し文句は謎ですね。山賊Bは何をどうや撮ろうというのでしょうか(^○^)
  • [3]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~三つ眼登場~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 見越大坊主、すご/\帰らんとする折節、宿の亭主三つ眼《まなこ》帰り、宿を貸しける故、喜ぶ。 「恐らく、我に怖《お》じる物ハ無い。 しかし、坂田金平《さかたのきんぴら》にハ、愚僧《ぐそう》も草臥《くたび》れ申した」 「この上ハ、互いに心を合はせ、坂田が魂を奪ひ申さん。 あれ/\、東に当たって、赤く鋭《するど》なる雲気《うんき》立ちしハ、武勇優れし者、此の山へ徘徊《はいくわい》すると覚へたり」 「いざ、貴僧の化け様《やう》の秘密、承ハらん」 女房、雪女。 【現代語訳】 雪女に宿泊を断られ、すごすごと帰ろうとした、ちょうどその時、家の亭主の三つ眼《まなこ》が帰って来て、宿を貸してくれたので、見越大坊主は喜びました。 見越大坊主 「おそらく、ワシに

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    harienikki
    harienikki 2022/10/31
    坂田の金平さんにコテンパンにやられてしまうのに一票入れたいです。結局三つ目も見越し入道もたぬきとムジナなんでしょ(^O^)
  • [2]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~雪女登場~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 斯《か》くて、夜明け方になりしかバ、一日の宿を頼む。 「申し/\、お女良、越後の大坊主なるが、大雪に後へも先へも参り難し。 黄昏《たそがれ》過ぎまで泊めて下され」 信濃ゝ山奥に年経て住む、古狸の骨長《こつちやう》、三つ眼《まなこ》の女房、雪女、挨拶《あいさつ》する。 [「古狸の骨長《こつちやう》(骨張)」という用語に関しては、式亭三馬作『大千世界楽屋探《だいさんせかいがくやさがし》』[文化十四(一八一七)年刊]標目に「古狸《ふるたぬき》の兀頂《こつちやう》同穴《ひとつあな》の狐狢《きつねむじな》と往時《わうじ》を語《かた》る」という用例がある] 「アゝ、お易《やす》い事ながら、亭主の留守に私が泊めますも如何《いかゞ》也。 是より十八丁 彼方

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    harienikki
    harienikki 2022/10/29
    まぁ、亭主の三つ目が留守なら、雪女が断るのも無理はないですね。(^O^)
  • [1]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~見越大坊主登場~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    今回から、富川房信作『妖怪雪濃段《ばけものゆきのだん》』(宝暦十三[1763]年刊)を読んで行きたいと思います。 この作品、判読困難箇所が何箇所かあるのですが、意地でもその部分を空欄にはしたくなかったので、これまでの経験と勘を駆使して、無理やりにでも解読していますので、そこんとこヨロシクです(笑) 妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 新板 未 妖怪雪濃段《ばけものゆきのだん》 上 此処《こゝ》に越後の国の山奥に、年を経《へ》し貉《むじな》、見越大坊主《みこしおほばうず》と化けて、久しく時めきしかバ、少し高慢《かうまん》にて、化け物修行に立ち出でける。 「味噌ではないが、化け物ゝ貫道《くわんどう》ハ、愚僧《ぐそう》でおじやらふ」 【現代語訳】 ここ越後の国の山奥で、年を取ったム

    [1]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~見越大坊主登場~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/10/28
    「よっ❗️見越し入道❗️」と掛け声をかけそうになりましたが、ムジナが化けているとは…これは化けの皮が剥がれるお話なのかしら。(^O^)
  • [まとめ]妖怪絵本 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    次回作を始める前に、これまで取り上げた、妖怪絵のまとめをまとめてみました(?) ◆『化物夜更顔見世』越後の国の大入道 kihiminhamame.hatenablog.com ◆『大昔化物双紙』越後の国の大入道 kihiminhamame.hatenablog.com ◆『化物昼寝鼾』見越入道 kihiminhamame.hatenablog.com ◆『妖相生の盃』越後の国の三つ目大坊主 kihiminhamame.hatenablog.com ◆『変化物春遊』越後の国の大入道 kihiminhamame.hatenablog.com 越後の国の大入道が出て来る作品が多いことヾ(๑╹◡╹)ノ" さて、次回から読み始める作品にも、越後の国の大入道が出て来るのか? お楽しみに~ヾ(๑╹◡╹)ノ" きっと、尾張の国の三つ目入道が出て来るよね?ヾ(๑╹◡╹)ノ" ダイナゴン 5個~20個 (2

    [まとめ]妖怪絵本 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/10/27
    大入道楽しみです❗️(^O^)
  • [まとめ]江戸時代に読まれた一寸法師 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    一寸法師のまとめリンクですヾ(๑╹◡╹)ノ" 次回からは久々に妖怪絵でも読もうと思っているのですが、その後は何を取り上げるか決まっていないので、全てにお応えすることはできませんが、リクエストがありましたら、ブコメにでもお願いしますヾ(๑╹◡╹)ノ" kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame

    [まとめ]江戸時代に読まれた一寸法師 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/10/24
    一寸法師が思いの外悪い子ちゃんだったので印象が変わりそうです。妖怪も楽しみです。((o(^∇^)o))
  • [13完]江戸時代に読まれた一寸法師 ~めでたし、めでたし~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    御伽草子. 第19冊 (一寸法師) - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 然《さ》る程《ほど》に、少将殿、中納言になり給ふ。 心形《こゝろかたち》、始めより、万《よろづ》人に優れ給へば、御一門の覚えいミじく思《おぼ》しける。 宰相殿《さいしやうどの》聞こし召し、喜び給ひける。 其の後《ゝち》。若君三人、出來《いでき》けり。 目出度く栄へ給ひけり。 住吉の御誓ひに末繁盛《すゑはんじやう》に栄へ給ふ。 世の目出度き例《ためし》、是に過ぎざる事はよも有らじ、とぞ、申し侍《はんべ》りける。 【現代語訳】 そのうち、堀河の少将殿[一寸法師]は、中納言におなりになりました。 心も容姿も、全て生まれつき人より優れていらっしゃるので、ご一族での評判も良く思われてらっしゃいます。 三条の宰相殿もこのことをお聞きに

    [13完]江戸時代に読まれた一寸法師 ~めでたし、めでたし~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/10/22
    私も釈然としませんが、「住吉大明神の霊言あらたか」を宣伝する物語だったのでしょうか?ダイナゴンって美味しそうですね❣️(^O^)
  • [12]江戸時代に読まれた一寸法師 ~一寸法師、宮中へ~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    御伽草子. 第19冊 (一寸法師) - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 此の事、隠れ無けれバ、内裏《だいり》に聞こし召されて、急ぎ一寸法師をぞ召されけり。 即《すなハ》ち参内《さんだい》仕《つかまつ》り、大王《だいわう》御覧じて、 「誠に美《いつく》しき童《わらハ》にて侍《はんべ》る。 如何様《いかさま》是は卑《いや》しからず」 先祖を尋ね給ふ。 「祖父《おうぢ》ハ、堀河《ほりかわ》の中納言《ちうなごん》と申す人の子《こ》なり。 人の讒言《ざんげん》により、流され人と成《な》り給ふ。 田舎にて儲《まう》けし子《こ》なり。 姥《うば》は、伏見《ふしミ》の少将《せうしやう》と申す人の子なり。 幼き時より、父母《ちゝはは》に遅れ給ひ」 斯様《かやう》に心も卑しからざれバ、殿上《てんじやう》へ召され、

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    harienikki
    harienikki 2022/10/21
    両親の出自についてはかなり疑わしいですわ。今までの行いを総合して考えると、とても心も立派な人とは思えませんが…(^◇^;)
  • [11]江戸時代に読まれた一寸法師 ~一寸法師、打出小槌を振りまくる~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    御伽草子. 第19冊 (一寸法師) - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 程無《ほどな》く背《せい》大きになり、さて、此の程疲れに臨《のぞ》みたる事なれば、先づ/\飯《めし》を打ち出だし、如何にも旨さうなる飯、何処《いづく》とも無く出でにけり。 不思議なる仕合ハせとなりにけり。 其の後《ゝち》、金《こがね》銀《しろがね》打ち出だし、姫君共に都へ上り、五条辺りに宿を取り、十日 計《バか》り有りけるが、 【現代語訳】 すぐに、一寸法師の背は高くなりました。 「ほいじゃ、色々あってすっかり疲れてしもうたから、メシを出しなはれ」 と小槌を振ると、どこからともなく、いかにも美味しそうな事が出てきました。 こうして一寸法師は、不思議な巡り合わせで幸運を手に入れたのでした。 それから、小槌を振って金銀を出し

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    harienikki
    harienikki 2022/10/18
    私も打出の小槌が欲しいです。毎晩美味しいご飯を出して欲しいです(^O^)
  • [10]江戸時代に読まれた一寸法師 ~一寸法師、打出小槌ゲットだぜ!~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    御伽草子. 第19冊 (一寸法師) - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 打ち出の小槌《こづち》、杖、笞《しもつ》、何に至る迄、打ち捨《す》て、極楽浄土の戌亥《いぬゐ》の、如何《いか》にも暗き所へ、漸《やうや》う逃げにけり。 さて、一寸法師《いつすんぼうし》ハ、是《これ》を見て、まづ、打ち出の小槌を濫妨《らんばう》し、 「我/\が背《せい》を大きになれ」 とぞ、どうと打ち候へば、 【現代語訳】 鬼は、打ち出の小槌、杖、ムチなど、何から何まで、ほったらかしにして、このまま地獄に居ると危ないので、極楽浄土のある戌亥《いぬい》[北西]の方角の、なんとか鬼でも居られそうな暗い場所へ、やっとのことで逃げて行きました。 さて、一寸法師は、鬼が置いて行った物を見て、まず、打ち出の小槌を奪い取り、 「ワイの背を

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    harienikki
    harienikki 2022/10/16
    私も打出の小槌が欲しいです。一振りして「痩せたい!」と言いたいです。(^。^)
  • [8]江戸時代に読まれた一寸法師 ~一寸法師、奇妙な島へ~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    御伽草子. 第19冊 (一寸法師) - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 御心の内、推し計らひてこそ候へ。 あら労《いた》はしや、一寸法師ハ、姫君を先に立てゝぞ出《い》でにけり。 宰相殿《さいしやうどの》ハ、 「哀れ、此の事を止《とゞ》め給ひかし」 と思《おぼ》しけれども、継母《まゝはゝ》の事なれば、さして止め給はず。 女房《にうバう》達も付き添ひ給ハず。 姫君は浅ましき事に思《おぼ》し召して、 「斯《か》くて、何方《いづかた》へも行くべきならねど、難波《なひは》の浦へ行《ゆ》かばや」 とて、鳥羽の津より、舟に乗り給ふ。 折節、風荒くして、興《きやう》がる島へぞ着きにける。 舟より上がり見れバ、人住むとも見えざりけり。 斯様《かやう》に風悪《かぜわろ》く吹きて、彼の島へぞ吹き上げる。 「とやせん

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    harienikki
    harienikki 2022/10/12
    気の毒なお姫様…実家の連中は冷たいし、変な奴に拉致されるし、もう、お先真っ暗だわ❗️(^◇^;)
  • [7]江戸時代に読まれた一寸法師 ~一寸法師、姫君を嵌める~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    御伽草子. 第19冊 (一寸法師) - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 「誠は偽りならず。 斯《か》ゝる者を都に置きて何《なに》かせん。 如何《いか》にも失ふべし」 とて、一寸法師に仰《おほ》せ付けらるゝ。 一寸法師申しけるハ、 「私《わらハ》が物を取らせ給ひて候ふ程《ほど》に、『兎《と》に角にも計らへ候へ』とありける」 とて、心の内に嬉しく思ふ事、限り無し。 姫君ハ只夢の心地して、呆れ果ゝてぞ御座《おハ》しける。 一寸法師、 「疾《と》く/\」 と勧め申せば、闇へ遠く行く風情にて、都を出て、足に任せて歩み給ふ。 【現代語訳】 「しっかり証拠があるから、言い逃れはできませんなあ。 こんな者を都に置いておけません。 どこへでもやっておしまいなはれ」 と、宰相殿は一寸法師に申し付けました。 一寸法

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    harienikki
    harienikki 2022/10/11
    えーーーー、今だったら立派な犯罪だと思うのですよ…。(^◇^;)
  • [6]江戸時代に読まれた一寸法師 ~一寸法師、姫君に惚れる~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    御伽草子. 第19冊 (一寸法師) - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 斯《か》くて、年月《としつき》送る程に、一寸法師十六になり、背《せい》は元のまゝなり。 然《さ》る程《ほど》に、宰相殿に十三にならせ給ふ姫君、御座《おハ》します。 御形《おんかたち》優れ候へば、一寸法師、姫君を見奉りしより、思ひとなり、 「如何《いか》にもして、案を巡らし、我が女房にせばや」 と思ひ、或《あ》る時、貢物《みつもの》[三つ物?]ゝ打ち撒き取り、茶袋《ちやぶくろ》に入れ、姫君の臥して御座しけるに、謀《はかりごと》を巡らし、姫君の御口に塗り、さて、茶袋ばかり持ちて、泣き居たり。 宰相御覧じて御尋ね有りけれバ、 「姫君の、私《わらハ》が此の程、取り集めて置き候ふ打ち撒きを、取らせ給ひ、御参り候」 と申せバ、宰相殿《

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    harienikki
    harienikki 2022/10/09
    一寸法師って悪い奴ですね。この先も悪事を重ねていくにでしょうか…(^◇^;)